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モバイルSuicaを利用中のスマホに楽天スイカを入れたらどうなるか実験しました

2020年11月21日キャッシュレス決済

AndroidでモバイルSuicaを使っています。

楽天スイカの登場は知っていましたが、何かと疑問が…

 

楽天Suicaの疑問

楽天スイカとモバイルスイカ

私が疑問に思っていたのは以下の点です。

不安に思っていた点と言ってもいいかも。

  • 同じ端末で普通のモバスイと楽天スイカを使えるのかどうか。(楽天スイカを入れるために従来のモバスイを削除しないといけないのか)
  • 同一端末で使えるとしたら、楽天SuicaとモバイルSuicaの両方がインストールされた状態になるので、どちらかをアクティブにして使うようになるのか、それとも一つのアプリに楽天Suicaとモバイルsuicaが同居するようになるのか。
  • モバスイの残高はどうなるのか
  • JREポイント(未受け取り分、現在保有分、楽天suica設定後の付与)はどうなるのか。
  • えきねっとから現行モバスイで使う設定で購入した新幹線チケットはどうなるのか。
  • 現行モバスイに登録しているクレジットカードが使えなくならないか(楽天カード一択になってしまうのか)

こんなところです。

 

楽天とモバスイ SuicaIDが同じでした

物を知らない人間なので初歩的な疑問が山積みだったのですが、「どの道そう悪いことになるはずもないな」と思って楽天スイカを設定してみました。

結果、現行モバスイには何にも影響ありませんでした。

楽天ペイ上に現れた赤いスイカは、前からスマホに入っていたモバイルsuicaと同じIDのスイカで、同じ残高が表示されています。

スイカIDが同じ」

GooglePayに入れているSuicaと同じような感じですね。

モバスイと同じスイカをGooglePayからも見られて、乗車、買い物、チャージ等一部の操作はGooglePayから出来ると。

これでほぼすべての謎が解消したも同然なのですが、一応、上に並べた自分の疑問に自分で答えておきます。

 

セルフQ&A 楽天スイカの疑問解決編

Q:同じ端末で楽天スイカも使えるのかどうか

A:使える。

  • 現行スイカには何の変化もなく、楽天ペイからだけ楽天スイカが見られる
  • 楽天スイカは赤いってだけでIDは同じ。つまり同じスイカ

 

Q:楽天SuicaとモバイルSuicaのどちらかをアクティブにして使うようになるのか、それとも一つのアプリに楽天Suicaとモバイルsuicaが同居するようになるのか。

A:両者は同じスイカなのでどちらかを選択する等の手順はない

  • 今まで通り改札でも店頭でもスマホをかざすだけ。

 

Q:モバスイの残高はどうなるのか

A:そのまま。同一スイカなので当然常に同じ残高

 

Q:JREポイント(未受け取り分、現在保有分、楽天suica設定後の付与)はどうなるのか

A:そのまま。

  • JRE POINT交換番号にも変化はなく、残高も増減なし。
  • その後、乗車ポイントもこれまで通り50円ごとに1ptついているのを確認済み
  • JREポイント加盟店での還元もこれまで通り(確認済み)
  • ポイントをスイカ残高としてチャージする時もこれまで通りJREポイントWEBサイトから

 

Q:えきねっとで現行モバスイを設定して購入した新幹線チケットはどうなるのか

A:そのまま。

  • 今まで通り、えきねっとで切符を予約した時に登録したスイカの入ったスマホで改札を通れる(実験済み)
  • 同一IDスイカである以上、改札でかざすのがモバイルスイカか楽天スイカかという問題は存在しない。考えなくてOK

 

Q:現在利用中のモバスイに登録しているクレジットカード(楽天カード以外のカード)が使えなくならないか

A:ならない。

  • 楽天Suicaからのクレジットカードチャージは楽天カード限定
  • 楽天カード以外のカードでのチャージはこれまで通りモバスイからすればいい

 

楽天スイカで新幹線改札通れる

楽天スイカは楽天からスイカへの入り口のようなもの

つまり…

モバイルスイカの入ったスマホで併用される楽天Suicaというのは、乗車アプリと言うよりも、楽天カードからのスイカチャージを還元ありにするツールのようなものだったのでした。

今後楽天ポイントをチャージできるようになるそうなので、楽天のサービスをスイカで利用するためのアプリと言ったところでしょうか。

⇒2020年12月 楽天ポイントがスイカにチャージできるようになりました。

 

モバスイユーザーの楽天スイカ併用にデメリットは見当たりません

これまで使っていたモバイルsuicaには何の影響もなく、制限が加わることもありません

併用によって変わるのは、楽天カードからのチャージがゼロから0.5%還元になること(楽天スイカ側からチャージ)だけです。

その他のことはすべてこれまで通りのモバスイでこれまで通りにすればいいので、不便になることはひとつもありません。

逆に言ったら、楽天カードでチャージする気がない人には、わざわざ楽天スイカを設定する意味もありません。

2020年12月 楽天スーパーポイントをスイカにチャージできるようになったので、楽天スイカを使う意味が生まれました。

 

楽天suicaの設定

事前準備

楽天pay(必須)

必ず必要なアプリは楽天Payです。

楽天Pay内のスイカアイコンから楽天スイカを設定することになります。

モバイルスイカ(推奨)

モバイルスイカは必須ではありませんが、先にインストールしておくのをお勧めします。

楽天Suicaは単独で使用できるアプリなのですが、スイカのすべての機能を使えるわけではありません

今のところ(2020年11月)楽天Suicaでは、定期券購入、Suicaグリーン券購入、エクスプレス予約、ネットショッピングでの決済、JREポイントの受け取り、チャージの払い戻しができません。

詳細はこちらで 楽天Payアプリの便利な機能一覧|JR東日本公式モバイルSuica

上記のことをしたい時にはモバイルスイカから操作するしかありません。

定期やグリーンを買うことはほとんどないという人も、JREポイントの受け取りが出来ないのは困りますよね。

JREポイントはJRの乗車、加盟店での利用でたまって1ポイントから使えます。ポイントをスイカにチャージするのも1ポイントから)

すぐにモバイルスイカも必要になるので、最初からモバスイをインストールしておいて、楽天ペイから楽天スイカ設定と進んだ方が楽だと思います。

 

設定はすごく簡単

楽天suicaの使い方

楽天Payとモバスイを使っているスマホなら楽天Suicaの設定はホントに簡単。30秒で済みます。

公式に手順が書いてありますが→Suicaチャージで楽天ポイントがたまる|楽天Pay公式

やり方見なくても、楽天ペイアプリの右上にあるスイカのアイコンをタップすれば、あとはアプリの言うとおりに2,3回のタップで設定完了です。

 

楽天ポイントをSuicaにチャージする方法

これも簡単でした。

楽天Payを起動すると右上に出るスイカのアイコンをタップ。

表示される赤いスイカの下の「ポイントチャージ」へ

楽天ポイントをスイカにチャージ

 

1ポイント以上1円単位でチャージするポイントを入力して「ポイントをチャージする」ボタンを押したら完了です。

期間限定ポイントはチャージできないそうで、予想通りながらちょっと残念…

でもポイントを現金同様に使う手段が増えるのは、うれしい限りです。

 

スイカチャージは何も楽天カードでなくても…

楽天Suica経由で楽天カードからチャージするのが一番お得な方法ってわけでもありません。

たとえば私の場合、セゾンクラッセ星6のUC FreeBO(1.5%)でチャージしたKyash(1%)を介してRevolutにチャージ、そのRevolutでモバスイにチャージしているので、Suicaチャージは2.5%還元の環境です。

※Kyashの後にRevolutを挟むのは、Kyash→モバスイチャージは還元対象外だからです。Revolutに還元はありませんが、Kyash→Revolutなら1%(Kyash Liteは0.5%)が還元されます。

楽天カード→楽天Suicaは0.5%です。
(このチャージの還元は200円ごとに1ptと公式サイトに書かれています)

楽天カードを使うにしても、楽天カード→Kyash→Revolutとすれば、楽天カードからKyashへのチャージで通常通りの1%、KyashからRevolutへのチャージで0.5~1%が還元されるので1.5~2%になります。

スイカをよく利用する方は、Kyash→Revolutルートもご検討下さい。

2020年11月21日キャッシュレス決済suica,楽天