楽天銀行から手数料無料で出金する7つの方法
楽天銀行には店舗がありません。
キャッシュカードを作ってコンビニなどのATMから入出金できますが、手数料がかかります。
ATM | 出金手数料(税込) |
セブン銀行、イオン銀行、ステーションATM | 220円 |
イーネットATM、ローソンATM、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、 ゆうちょ銀行、VIEW ALTTE(ビューアルッテ)ATM | 275円 |
この出金手数料を無料にする方法が、いくつかあります。
今(2019年12月)ならスマホアプリのPringを使うか楽天Payでそのまま使うのがおすすめです。
Pring 1.2 スマホアプリPring(プリン)を使ってセブン銀行ATMから引き出す
楽天Pay 2.1 楽天Payにチャージして使う(5%還元)
※ゆうちょ銀行の本人名義口座からの入金は手数料無料、ゆうちょ銀行本人名義口座への出金(振込)は168円(税込)の手数料で出来ます。
あらかじめ楽天銀行への登録が必要です。
詳細はこちらへ
ゆうちょ銀行本人名義口座との入出金
あくまで現金で引き出す派の方向け
方法は3つあります。
楽天銀行のハッピープログラムで会員ステージを上げる
おすすめではありませんが(笑)王道の方法はこれです。
楽天銀行には、ハッピープログラムという取引内容に応じてステージの上がるサービスがあります。
各ステージの優遇措置は以下の通り(2019年11月時点のサービスです)
ベーシックは、プログラムにエントリーするだけのステージなので、なんの優遇もないも同然ですが、アドバンスト以上になると、ATMの利用、他行振込の手数料が規定回数まで無料にできます。
これを利用してATMからお金を下ろすか、自分名義の他行口座へ振込すれば、手数料無料で出金できます。
各ステージの条件は、こちら
楽天銀行ハッピープログラム
楽天銀行のカードは、口座開設とは別に申し込まないと自動では作られません。
ATMの利用は、ステージを上げないと、ほとんどの手続きで手数料がかかるので、カード無しで通すのもありだと思います。
スマホアプリPring(プリン)を使ってセブン銀行ATMから引き出す
2019年11月時点では、これが一番おすすめです。
プリンは送金アプリで利用は無料。
→その後プリンの規約が変わって無料の利用に回数制限が設けらちゃいました。
楽天銀行プリン間の利用は
楽天からプリンへの入金:一日1回まで無料。2回目以降手数料220円(税込)
プリンから楽天への出金:月3回まで無料。4度目以降手数料220円(税込)
セブン銀行ATMからの現金出金:月1回まで無料。2回目以降手数料220円(税込)
です。
詳細はこちらで
ユーザーアプリ手数料・取り扱い金額変更のお知らせ|Pring
振込も引出預入も制限回数内なら無料でできます。
現金を預けたりおろしたりするのはセブンイレブンのATMを使いますが、セブン銀行の口座やカードは不要です。
アプリだけあればOKで、小銭も引き出せます。
プリンのアカウント作成、銀口座登録の方法はこちらに
プリンでセブン銀行ATMから引き出しする方法はこちらに
証券会社のクイック入金をはさんで他の口座へ資金を移動する
証券会社やFX会社に口座がある場合は、一旦そこへ資金を入れて、別口座へ出金することで無料でお金を移動できます。
たいていの証券会社、FXブローカーで同じことが出来るはずですが、楽天証券を例に説明します。
楽天証券の口座開設は、ハピタスを経由するとお得です。
1.楽天銀行から楽天証券へ資金を移動
楽天証券へログインします。
ツールバーの「入出金・振替」へ
入出金メニューの「入金」へ
「リアルタイム入金」の「楽天銀行(らくらく入金)」へ
楽天銀行から入金できる額(普通預金の残高です)が表示されます。
移動したい額を下の「入金額」へ入力します。
ここでは、全額を移動します。
金額を入れたら「確認」
楽天証券の取引暗証番号を聞かれるので、入力して「振込」
これだけです。
念のため確認します。「入出金履歴へ」
2.楽天証券から別の口座へ資金を移動
次にこのお金を、普段使う銀行へ出金します。
ツールバー「入出金・振替」から「出金」へ
当日出金、らくらく出金ができるのは「楽天銀行」へ出す場合だけです。
前もって登録しておいた普段段使いの口座へ移動したいので、「指定日出金」のタブをアクティブにします。
指定日出金の画面で、画面下のほうに記載された銀行口座が、出金先になる口座です。
出金指定日、出金額を入れたら、手数料が無料になっているのを確認して、下の「確認する」
最終確認の画面が表示されます。
取引暗証番号を入力して「出金する」
確認するには、入出金履歴へ
翌日に銀行へ入金されるよう指示したので、「手続き中」になっています。
これでOK
現金同様に使えるならそれでいい派の方向け
楽天Payにチャージして使う
スマホに楽天Payアプリをインストールすればすぐに使えるようになります。
Android Google Play
iPhone App Store
楽天ペイは原則的にはクレジットカードからの後払いで支払うアプリですが、楽天スーパーポイントや楽天キャッシュで支払うこともできます。
楽天銀行の残高を楽天キャッシュにすれば楽天ペイの支払いに使えます。
※口座残高からの楽天キャッシュ化は1,000円から(ラクマ売り上げ金の楽天キャッシュ化は1円から可能)
楽天ペイ利用可能店は↓で確認してください。
楽天エディにチャージして使う
さて…
楽天ペイの登場で実に微妙な立場になった楽天エディですが…
楽天Edyはあらかじめチャージした額から支払うことになるのでプリペイド的な位置づけです。
カードとスマホアプリがあるのでお好きな方を。(両方持つのも可)
楽天プリペイドカードにチャージする
楽天には通常のクレジットカードの他にプリペイドカードがあります。
事前にカードにチャージしてある額から支払う形式のもので、店頭での使い方はクレジットカードと同じですが、チャージ額以上の利用はできないので使い過ぎる心配がありません。
また、万が一カードをスキミングされた場合でも、チャージ額以上を使われることはないので、被害の拡大を防げます。
チャージに手数料はかかりません。
プリペイドカードにチャージした額は、ほとんどの店舗やネットショッピングで使えるので、結果的に楽天銀行から手数料無料で引き出したのと同じことになり、5,000円以上をチャージすると金額に応じてプレミアムバリューを付与されるので、普通の引き出しよりもお得です。
2021年3月時点のプレミアムバリューは以下の表のとおり
5万チャージの場合は500円付与されるので、プリペイドなのに1%還元のクレジットカードと同じ効果が得られます。
楽天プリペイドカードの詳細と申込みはこちらから
楽天銀行プリペイドカード
※楽天プリペイドカードは、年会費も発行手数料も無料です。
※カードブランドはJCBになります。
※楽天ヴァーチャルプリペイドカードは、楽天カードを持っている人しか作れませんが、カードタイプの楽天プリペイドカードは誰でも作れます。
楽天プリペイドカードの残高を残さず使いたいときは
Amazonギフト券チャージタイプ(100円から)かAmazonギフト券eメールタイプ(15円から)を買ってください。
チャージタイプは最低100円、eメールタイプは最低15円から1円単位で買えます。
うっかり残高が14円以下になっちゃってる場合は、チャージして15円以上にしてからアマギフ買ってください(笑)
2021年3月時点のアマゾンギフト券の有効期限は10年です。
楽天デビットカードを作ってそのまま買い物に使う
楽天銀行にはデビットカードもあります。
デビットカードとプリペイドカードの違いは、
- プリペイド:事前にチャージする必要があるか
- デビット:銀行口座から直接買い物代金を引き落とすか
です。
デビットカードでは、チャージの必要がなく、楽天銀行の口座に預けている残高までの利用ができます。
チャージ不要な分手間いらずで便利ですが、デビットカードをスキミングされると最悪のケースでは残高全部やられてしまいます。
高額を入れている銀行口座にデビットカードを作るのは慎重になったほうがいいです。
楽天デビットカードは、ユーザー側でカードの一時利用停止や一日の利用上限額を設定することができるので、上限だけでも設定しておいてください。
詳細はこちらで
デビットカード 安心セキュリティ機能|楽天銀行
利用の手数料は無料なので、楽天銀行から無料で引き出しているのと同じように使えて、利用のたびに楽天スーパーポイントが貯まります。
楽天デビットカードにはJCB、VISA、Masterがあり、VISAにはゴールド、シルバー、ベーシックの3種類があります。
JCB | Master | VISAゴールド | VISAシルバー | VISAベーシック | |
年会費 | 無料 | 無料 | 5,500円(税込) | 2,200円(税込) | 無料 |
楽天スーパーポイント | 100円ごとに1pt | 100円ごとに1pt | 100円ごとに1pt | 100円ごとに1pt | 100円ごとに1pt |
その他のメリット | ・エントリー、新規入会、6,000円の利用で500pt付与 | ・エントリー、新規入会、6,000円の利用で500pt付与 | ・エントリー、新規入会、6,000円の利用で500pt付与 | ||
パンダデザインはJCB限定 | 銀行口座開設と同時に申し込むと50円付与 | 国内海外旅行傷害保険、ショッピング保険、Visaゴールド優待 | ショッピング保険、Visaゴールド優待 | ||
その他のデメリット | 海外加盟店の数はVISA/Masterに比べて少ない |
※デビットカードを使ってATMから引き出すこともできますが、普通の楽天キャッシュカードでの引き出しと同じ手数料がかかります。
どうしても現金で引き出したい場合は、プリンを使うか、証券口座を通す方法がいいです。