XサーバーにWordPressを自動インストールする方法
Xサーバーには、WordPressを自動インストールする機能があります。
インストールは簡単ですが、何通りかのやり方があります。
ここでは
あらかじめ作っておいたデータベースを使う
WordPressはサブディレクトリにインストールする
というスタイルでインストールしてみます。
おそらく「スタートの手間は多少増えるけれども、後々は楽」な方法であろうと思います。
Contents
1.データベースを作る
最初にこれから作るWordPressで使用するデータベースを用意します。
1.MySQL追加
Xサーバー、サーバーパネルのトップから、「データベース」の「MySQL設定」をクリックして、
「MySQL設定」で任意のデータベース名を入力したら、「MySQLの追加(確認)」をクリック。
文字コードは「UTF-8」で。
確認画面で、間違いがなければ右下「MySQLデータベースの追加(確定)」ボタンを押してください。
2.MySQLユーザ追加
今作ったデータベースにユーザーを設定します。
既存のユーザーを使う場合
Xサーバーで管理する複数のデータベースを同じユーザー(ユーザー名)で使用する場合には
「MySQL設定」の該当データベースの「アクセス権未所有ユーザ」からプルダウンで、ユーザーを選択して「追加」を押すと、「アクセス権所有ユーザ」に反映されます。
新たにユーザーを設定する場合
データベースごとに使用するユーザーが違う場合や、それぞれ個別のユーザー名を使いたい場合は、まずユーザー名を追加します。
「MySQLユーザ追加」タブの「MySQLユーザID」に任意のユーザー名を入力して、パスワードを決めます。
確認用にもう一度パスワードを打って「MySQLユーザ追加(確認)」
次の画面で「MySQLユーザの追加(確定)」
「MySQL一覧」に戻り、該当データベースの「アクセス権未所有ユーザ」をプルダウンすると、今作ったユーザー名が入っているはずです。それを選択して「追加」
「アクセス権所有ユーザ」が「ユーザーはいません」から設定したユーザー名に変わっていればOKです。
2.ドメインを設定する
次にXサーバーにドメインを設定します。
設定方法はこちらに
Xサーバーにドメインを設定する
3.WordPressをインストールする
1.インストールするドメインを選択する
Xサーバー、サーバーパネルのトップから、「ホームページ」の「自動インストール」をクリックして
「ドメイン選択画面」で、WordPressをインストールするドメインを選びます。
または、
サーバーパネルのトップページ左下の「設定対象ドメイン」からプルダウンし、インストールするドメインを選んだ状態で「自動インストール」をクリックすると、該当ドメインに自動インストールするページに遷移します。
2.自動インストール
「自動インストール」のページで表示されているのが、WordPressをインストールしようとしているドメインであることを確認して、「プログラムのインストール」タブをクリック。
↓
「WordPress日本語版」の「インストール設定」をクリック。
「プログラムのインストール」で、各項目を設定します。
インストールURL
「インストールURL」URLのwww.のある/なしを選びます。お好みで。
独自ドメインの後ろのスラッシュ以降は、WordPressをインストールするサブディレクトリ名になります。
このサブディレクトリ名は、通常ブログのURLに含まれるようになります。
つまり、トップページのURLなら
http://○○○.com/××
のようになり、今決めるサブディレクトリ名が××の部分になります。
URLにサブディレクトリを含めたくない
(=URLを http://○○○.com の形にしたい)場合、WordPressを設置した後の作業で変更できます。
その方法はこちらに
WordPressのURL末尾のサブディレクトリ名を消す方法【Xサーバー】
ルートディレクトリに直接インストールしてしまう方法でもいいようですが、今回は、サブディレクトリを作ってそこにインストールする方法で行きます。
ブログ名 ユーザ名
「ブログ名」「ユーザ名」は、そのままブログのタイトルとユーザー名です。
ブログ名は設置後にWordPressの一般設定で変更できます。
ユーザ名は変えられないようですが、ブログに表示されるニックネームはWordPress管理画面から変えられます。
パスワード
管理画面にログインするパスワードを決めてください。いつでも変更できます。
メールアドレス
WordPressからの連絡を受け取るアドレスになります。
更新の通知やコメントが入ったときの知らせなどが送信されます。
データベース
自動生成のデータベースを使うときは「自動でデータベースを生成する」、作成したデータベースを使うときは「作成済みのデータベースを利用する 」のラジオボタンをチェックします。
ここでは上で作ったデータベースを使うので「作成済みのデータベースを利用する 」になります。
こちらをチェックすると、下にデータベースを指定する欄が出現します。
「データベース名」「データベースユーザ名」「データベース用パスワード」3つとも、先ほど作った際に設定したものをプルダウンから選んで下さい。
すべて入力できたら、右下の「インストール(確認)」
「○以下のスクリプトをインストールしますか?」と聞かれるので、確認の上、右下「インストール(確定)」をクリックします。
WordPressにログインできるようになりました
インストールが済むと、Xサーバーの画面に「WordPress のインストールを完了しました。」と表示され、その下にWordPress管理画面にアクセスするURLが置かれていると思います。
クリックすると、WordPressのログイン画面に進みます。
ユーザー名、パスワードを入力すればWordPressのダッシュボードに入れます。
この後、WordPressを設定していくことになりますが、XサーバーにWordPressをインストールする作業は、これで終了です。