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XサーバーにWordPressを自動インストールする方法

2016年8月31日WordPress

Xサーバーには、WordPressを自動インストールする機能があります。

インストールは簡単ですが、何通りかのやり方があります。

ここでは

あらかじめ作っておいたデータベースを使う
WordPressはサブディレクトリにインストールする

というスタイルでインストールしてみます。

おそらく「スタートの手間は多少増えるけれども、後々は楽」な方法であろうと思います。

1.データベースを作る

最初にこれから作るWordPressで使用するデータベースを用意します。

1.MySQL追加

Xサーバー、サーバーパネルのトップから、「データベース」の「MySQL設定」をクリックして、

Xserver データベースを作る

MySQL設定」で任意のデータベース名を入力したら、「MySQLの追加(確認)」をクリック。
文字コードは「UTF-8」で。

Xserver データベース名

確認画面で、間違いがなければ右下「MySQLデータベースの追加(確定)」ボタンを押してください。

2.MySQLユーザ追加

今作ったデータベースにユーザーを設定します。

既存のユーザーを使う場合

Xサーバーで管理する複数のデータベースを同じユーザー(ユーザー名)で使用する場合には

「MySQL設定」の該当データベースの「アクセス権未所有ユーザ」からプルダウンで、ユーザーを選択して「追加」を押すと、「アクセス権所有ユーザ」に反映されます。

新たにユーザーを設定する場合

データベースごとに使用するユーザーが違う場合や、それぞれ個別のユーザー名を使いたい場合は、まずユーザー名を追加します。

「MySQLユーザ追加」タブの「MySQLユーザID」に任意のユーザー名を入力して、パスワードを決めます。

確認用にもう一度パスワードを打って「MySQLユーザ追加(確認)」

Xserver データベースユーザー追加

次の画面で「MySQLユーザの追加(確定)

「MySQL一覧」に戻り、該当データベースの「アクセス権未所有ユーザ」をプルダウンすると、今作ったユーザー名が入っているはずです。それを選択して「追加

「アクセス権所有ユーザ」が「ユーザーはいません」から設定したユーザー名に変わっていればOKです。

2.ドメインを設定する

次にXサーバーにドメインを設定します。
設定方法はこちらに
Xサーバーにドメインを設定する

3.WordPressをインストールする

1.インストールするドメインを選択する

Xサーバー、サーバーパネルのトップから、「ホームページ」の「自動インストール」をクリックして

Xserver サーバーパネル_TOP

「ドメイン選択画面」で、WordPressをインストールするドメインを選びます。

Xserver 自動インストール_ドメイン選択

または、

サーバーパネルのトップページ左下の「設定対象ドメイン」からプルダウンし、インストールするドメインを選んだ状態で「自動インストール」をクリックすると、該当ドメインに自動インストールするページに遷移します。

2.自動インストール

「自動インストール」のページで表示されているのが、WordPressをインストールしようとしているドメインであることを確認して、「プログラムのインストール」タブをクリック。

「WordPress日本語版」の「インストール設定」をクリック。

Xserver 自動インストール_WordPress

「プログラムのインストール」で、各項目を設定します。

インストールURL

インストールURL」URLのwww.のある/なしを選びます。お好みで。
独自ドメインの後ろのスラッシュ以降は、WordPressをインストールするサブディレクトリ名になります。

このサブディレクトリ名は、通常ブログのURLに含まれるようになります。

つまり、トップページのURLなら
http://○○○.com/××
のようになり、今決めるサブディレクトリ名が××の部分になります。

URLにサブディレクトリを含めたくない
(=URLを http://○○○.com の形にしたい)場合、WordPressを設置した後の作業で変更できます。

その方法はこちらに
WordPressのURL末尾のサブディレクトリ名を消す方法【Xサーバー】

ルートディレクトリに直接インストールしてしまう方法でもいいようですが、今回は、サブディレクトリを作ってそこにインストールする方法で行きます。

ブログ名 ユーザ名

ブログ名」「ユーザ名」は、そのままブログのタイトルとユーザー名です。

ブログ名は設置後にWordPressの一般設定で変更できます。

ユーザ名は変えられないようですが、ブログに表示されるニックネームはWordPress管理画面から変えられます。

パスワード

管理画面にログインするパスワードを決めてください。いつでも変更できます。

メールアドレス

WordPressからの連絡を受け取るアドレスになります。
更新の通知やコメントが入ったときの知らせなどが送信されます。

データベース

自動生成のデータベースを使うときは「自動でデータベースを生成する」、作成したデータベースを使うときは「作成済みのデータベースを利用する 」のラジオボタンをチェックします。

ここでは上で作ったデータベースを使うので「作成済みのデータベースを利用する 」になります。

こちらをチェックすると、下にデータベースを指定する欄が出現します。

データベース名」「データベースユーザ名」「データベース用パスワード」3つとも、先ほど作った際に設定したものをプルダウンから選んで下さい。

すべて入力できたら、右下の「インストール(確認)

「○以下のスクリプトをインストールしますか?」と聞かれるので、確認の上、右下「インストール(確定)」をクリックします。

WordPressにログインできるようになりました

インストールが済むと、Xサーバーの画面に「WordPress のインストールを完了しました。」と表示され、その下にWordPress管理画面にアクセスするURLが置かれていると思います。

クリックすると、WordPressのログイン画面に進みます。

Xserver WPログイン画面

ユーザー名、パスワードを入力すればWordPressのダッシュボードに入れます。

この後、WordPressを設定していくことになりますが、XサーバーにWordPressをインストールする作業は、これで終了です。

2016年8月31日WordPressWordPress,Xserver