エポスバーチャルカードの作り方とより安全な利用法
EPOSカードは無料でバーチャルカードを作ることが出来ます。
使用しているカードにもうひとつ仮想のカード番号が発行されて、ネットショッピング等ではバーチャル番号を使って決済すれば、ショップにエポスカードの番号を知られることも、エポスカードの番号がネットワーク上に流れることもありません。
この時ショップ側に伝わるのはバーチャル番号だけですが、エポスではその番号がリアルカードに振られたバーチャル番号だと分かるので、もとのエポスカードが使われたのと同じように処理されます。
引き落としももちろんリアルカードと一緒です。
(リアルカードの締め日、引き落とし日にリアルカード利用分バーチャルカード利用分が合算されて引き落とされます)
3Dセキュア付きで不正利用に対する補償もあり、何度でも新しい番号で発行できるエポスバーチャルカード。
バーチャルと名がついていても、カードレスのプリペイドだったり、ネット決済にしか使えないカードだったり、なんちゃってバーチャルが多い中、エポスなら望んでいた通りのバーチャルが作れるじゃん!と今頃になって気付き(エポス入会8年目)早速発行してみたので、その方法など。
バーチャルを設定する過程で、リアルカードのセキュリティを上げる裏技的方法も思いついたのでその紹介も。
Contents
エポスバーチャルカードを新規発行する手順
マイページの「サービス・機能に申し込む」から「バーチャルカード」
バーチャルを初めて作ろうとしているので「エポスバーチャルカードをお持ちでないお客さま」
バーチャルカードの規約が表示されます。
一読後「同意する」にチェックを入れると「お申し込み」ボタンが押せるようになります。
本人認証でバーチャルを作ろうとしているエポスカードの番号16桁と有効期限(月/年)、生年月日を入力して「エポスバーチャルカードを申し込む(確認画面へ)」
ご本人様確認でセキュリティコード(クレジットカード裏、署名欄横にある3桁の数字)を入れて「次へ」
最終確認です。
「上記の内容でよろしければ~~」ったって伏せたカード番号表示されても何も分からんし(笑)、いつでも止められるバーチャルカード発行してまずいことひとつもないし…ってわけで「エポスバーチャルカードを申し込む」
申し込みボタンを押すともうバーチャルカードが出来ています。
インターネットショッピング専用カードなので実物のプラスチックカードが郵送されて来ることはありません。
バーチャルの発行はこれで完了です。
ネットで買い物する時には、このカードの番号と有効期限、セキュリティコードを入力すればOK。
ショップにはバーチャル番号しか知らされませんが、EPOSではバーチャル番号での利用を元々発行しているリアルカードの利用として決済処理してくれます。
エポスバーチャルカードの利用限度額を設定する
生成されたバーチャルカードはデフォルトで利用限度額ゼロの状態です。
このままでは使えません。
利用する前に限度額を設定しましょう。
エポスネットにログインしてマイページの「サービス・機能に申し込む」の「バーチャルカード」へ
「エポスバーチャルカードをお持ちのお客さま」の「照会・中止登録」へ
「ご利用可能額の設定はこちら」へ
カードの利用限度額残枠の範囲内でバーチャルカードの利用可能額を設定します。
ここで設定した額は、リアルエポスカードの限度額の一部を使うことになり、その分リアルカードの利用枠が減額されます。
使わない時は「0万円」にしておくこともできます。エポスはそれを推奨しているみたいです。
エポスバーチャルカードの利用限度額を変更する
限度額の変更は設定したときと同じところから。
エポスネットにログインしてマイページの「サービス・機能に申し込む」内「バーチャルカード」から「エポスバーチャルカードをお持ちのお客さま」の「照会・中止登録」へ
「利用限度額の設定はこちらへ」を押して初めに設定した時と同じ画面で新たな限度額に書き換えればOK
「確認画面へ」ボタンを押して遷移したページで「送信」すれば限度額は変更されています。
エポスバーチャルカードを使用できないようにしておく設定
作ったバーチャルカードを使えない状態にしておく方法は2通りあります。
- バーチャルカードの利用可能額をゼロに設定しておく方法
- バーチャルカードを中止する方法
です
バーチャルカードの有効期限は5年と意外に長いので、バーチャルをアクティブにしたままではリアルカードでネットショッピングしているのと大して変わりません。
使わない時は上記のどちらかをしておいたほうがいいです。
一旦利用をストップしていずれ同じカード番号で使用再開したい場合
しばらく使わないけれどもいつか同じ番号が必要になるという場合は、バーチャルカードの利用可能額をゼロにしておけばいいです。
(利用の中止設定をしてもすぐにまた新しいバーチャルカードが作れますが、違うカード番号での発行になります)
利用可能額をゼロにするには
エポスネットログイン→マイページ→バーチャルカード→エポスバーチャルカードをお持ちのお客さまの「照会・中止登録」でバーチャルカードの新ご利用可能額欄に半角で「0」と入れて「確認画面へ」ボタンを。
今のバーチャルカードを削除して次に使うバーチャルカードは新しいカード番号にしたい場合
バーチャルカード番号を変えたい場合ってことです。
これは利用の中止で一旦今のバーチャルカードを削除してしまえばOK
利用中止は
エポスネットログイン→マイページ→「サービス・機能に申し込む」→「バーチャルカード」→「エポスバーチャルカードを中止する」
確認画面で「エポスバーチャルカードを中止する」
カードの中止が完了したことが通知されてこれで終了です。
新しいバーチャルカードを作る場合は、この画面にある「エポスバーチャルカードを申し込む」から進めます。
(最初にバーチャルを作った時と同様、トップページからでももちろん可)
※エポスでは今のところ(2020年11月)複数のバーチャルカードを持つことはできません。
マルチバーチャルにしたい方は、Revolutをお勧めします。
Revolutは金融機関なのでカードはクレジットカードではなくデビットカードになり、追加のカードには費用が掛かりますが、5枚までのバーチャルが持てて使い捨てカードも設定できます。
詳細はRevolut公式で
エポスカードのセキュリティを上げる裏技的な方法
エポスの「バーチャルカードがリアルカードの限度額を食う」という仕組みを利用して、リアルカードのセキュリティを上げることが出来ますよね。
作ったばかりのバーチャルのカード番号は誰にも知られていません。
使用歴のあるリアルカードの番号の方がむしろ外部に出ています。
ならばエポスをあまり使わない人や、使うけど実際の利用額がカードの限度額に比べてずっと小さい人は、利用限度額の大半を未使用のバーチャルエポスに移動しておくのが安全なわけです。
ゴールドカードで年間100万まで使ったらエポス利用をやめて翌年までは他のカードを使う方針を採っている人もいるでしょう。(エポスゴールドは年100万ぴったりを使った時が一番還元率がいいため)
そういう場合も、エポスカードは毎年一定期間出番がなくなりますが、100万使う間には色々なところにカード番号を渡していることでしょう。
一度も使っていないバーチャルに限度額を移動しておく方法は有効な防御策になると思います。
そのバーチャルも一度買い物に使ったら捨てて、また新しいバーチャルを限度枠避難所として利用。そのバーチャルを一度使ったら(以下リピート)の要領で。
このアナログ風味な手段の良いところは、「なぜ安心なのか」が自分でちゃんと理解把握できているということです。
安全な理由が分かっているということは、何をしたら危険なのかも分かっているということで、であれば、状況に応じて正確に対応できるはずです。
でも、あれですね。
いずれすべてのカードでバーチャルが作れるようになるでしょうし、使い捨てバーチャルが主流になるでしょう。
そうするとわりとすぐにカード番号が足りなくなりますよね。
カード番号の桁が増えるかも。