かんたんラクマパック(日本郵便)の匿名配送による商品発送手順
ラクマには、「かんたんラクマパック」という発送方法が用意されています。
全国一律の送料で、配送トラブルなどの際、商品代金を補償してくれるサービスで、宛名ラベルを書く必要もありません。
さらに!日本郵便なら匿名配送で送ってくれます。
※以前はこれを「プライバシー配送」と呼んでいたはずですが、いつのまにか「匿名配送」と呼び名が変わっていました。
詳しく説明します。
2019年5月
記事を全面改訂しました。
Contents
かんたんラクマパックには日本郵便とヤマト運輸がある
かんたんラクマパックという送り方が使えるのは、日本郵便とヤマト運輸です。
このうち、日本郵便ではと匿名配送(旧プライバシー配送)という方法で送付してくれます。
匿名配送とは
発送側(売り手)には受取人(買い手)の都道府県までしか分からず、受取人(買い手)にも発送者(売り手)の都道府県しか分からない状態での配送です。
配達員の人だけが双方の住所氏名を見ることが出来ます。
どちらにとっても安心な方法なので、かんたんラクマパックを使うなら日本郵便をおすすめします。
(ヤマト運輸でもかんたんラクマパックを受け付けてくれますが、2020年9月現在ヤマトは匿名にできないのです)
日本郵便によるかんたんラクマパックは郵便局かローソンで受け付けてもらえます。
上の画像は、ローソンからかんたんラクマ発送した時に手渡されるお客様控えです。
送り手には相手の住所はここまでしか分かりません。
受取手の方に届く伝票も同様にこちらの都道府県名と郵便番号の一部しか記載されていません。
かんたんラクマパック 匿名配送手順0-1:匿名に設定するには
出品段階で配送方法を「かんたんラクマパック(日本郵便)」にするだけです。
原則的に、かんたんラクマパック(日本郵便)=匿名配送です。
かんたんラクマパックなのに匿名配送にならないケース
ヤマト運輸を利用している
ヤマト運輸のかんたんラクマパックは、匿名配送に対応していません(2020年9月時点の情報です)
取引開始後にかんたんラクマパックに変更した
これがわりと要注意なのですが…
配送方法を「未定」やかんたんラクマパック以外の方法に設定した状態で出品された商品は、注文受付後にかんたんラクマパックに変更しても、匿名にはなりません。
取引開始後に配送方法をかんたんラクマに変更すること自体は可能です。
その場合、送料の扱いにはラクマパックのサービス(割安送料で代金は自動で売り上げ代金から差し引かれる)が適用されますが、発送者、受取人双方の住所氏名が表記された伝票での配送になるということです。
匿名配送の商品は、商品ページに「匿名配送」というアイコンがつきます。
↓こういうの
出品した商品にこのアイコンがついているか確認してください。
かんたんラクマパック 匿名配送手順0-2:商品が売れたとお知らせが入ります
出品したものが売れて、買い手さんからの入金をラクマが確認したら
[ラクマ] 決済完了のお知らせ
というメールが届いて発送できるようになります。
または、アプリを開くと「出品取引中の商品が○件あります」とお知らせが表示されています。
これを発送します。
かんたんラクマパック 匿名配送手順1:商品の発送で郵便局かローソンを選択
アプリ左上のハンバーガー(横三本線)をタップするとメニューが出てくるので、「出品した商品」へ
取引中タブにこれから発送するアイテムが表示されているはずです。
「商品の発送」をタップ。
「商品の発送と発送通知を行ってください」とある画面に遷移します。
郵便局からの発送かローソン発送を選びます。
かんたんラクマパック 匿名配送手順2:商品を送る
郵便局からかんたんラクマパックを発送する場合
郵便局用のQRコード生成
「商品の発送」をタップした画面に表示される選択肢から「郵便局」を選んでください。
続いて「ゆうパケット」か「ゆうパック」を選択します。
送る品物の価格が1,554円以下の場合、ゆうパックは選択できません。利用できるのはゆうパケットのみです。
送り方を決めると、もうQRコードが生成されています。
少し下にスクロールしてQRコードが出来ているのを確認して下さい。
スマホと商品を持って郵便局へ
QRコードから送り状が作れるので、送り状を書く必要はありません。
また、配送料をこちら持ちにした場合でも、商品代金として支払われた代金からラクマが自動で差し引いてくれるので、お金も持って行かなくて大丈夫です。
送る商品とスマホだけ持って行けばOK。
郵便局ではゆうプリタッチ
郵便局にはゆうプリタッチなるマシーンが設置されています。
こういうのです↓
スマホに生成されたQRコードを表示した状態で「QRコードをかざしてください」とある台にセットすると、ピッと読み取って、横の箱状のデバイスから送り状シールが出てきます。
QRコードは、メニューの「出品した商品」→「取引中」から発送する商品をタップすれば表示されます。
時々、ゆうプリタッチがQRコードをなかなか読み取ってくれないことがあります。
コツがあるみたいなのですが…
私が試して成功した方法は
- スマホの画面を明るくする
- ゆうプリタッチをスマホに近づけすぎるとかえって読み取ってくれないので、少し離す
このふたつです。
どうしてもダメなときは、QRコードの下に表示されている認証番号を局員さんに伝えることでも印刷できます。
郵便局の窓口へ
シールと送る商品を窓口に出してください。
シールには相手の住所が都道府県名までしか印字されていませんが、それでOKです。
匿名配送なので、配達員の人にだけ住所氏名が分かる仕組みになっています。
窓口ではサイズを測って送料を確定しますが、送料の支払は発生しません。ラクマで売り上げから引いてくれます。
「後納郵便等取扱票(お客様用)」というレシート状の紙を渡されます。
これが送付の証明になるので、念のために取引終了まで保管しておいて下さい。
ゆうプリタッチのない郵便局では
ゆうプリタッチの設置されていない郵便局もあります。
その場合は窓口で局の方に依頼すればOKです。
ローソンから発送する場合
かんたんラクマパックは、ローソンからも発送できます。
(ローソン発送でも扱いは日本郵便になるので匿名配送です)
「商品の発送」をタップした画面に表示される選択肢から「ローソン」を選んでください。
続いて「ゆうパケット」か「ゆうパック」を選択します。
送る品物の価格が1,554円以下の場合、ゆうパックは選択できません。利用できるのはゆうパケットのみです。
送り方を決めると、もうQRコードが生成されています。
スマホと商品を持ってローソンへ
ローソン店内に設置されたLoppiを使います。
Loppiってこれです↓。ローソンには必ずあります。
TOP画面に3つのメニューが並んでいるはずです。
かんたんラクマパックを送るときは、真ん中の「Loppi専用コードをお持ちの方」にタッチ。
「QRコードをかざしてください」的なガイドが表示されるので、台の右下辺りにあるコードリーダーにスマホに表示したQRコードをかざしてください。
Loppiも、ゆうプリタッチ同様スマホ画面を少し明るめにした方が読み取りやすいようです。
QRコードが認識されると、伝票が発行されます。(台の下のほうからレシート状のものが出て来る)
30分以内にレシート状の伝票と荷物をレジに出しましょう。
そうするとレジの人が送り状を印刷してくれます。
ローソンでは、荷物に透明ビニールのポケット状のシールを貼ってそこに紙の送り状を差し入れるスタイルになります。
このポケットシール貼りと送り状差しこみは発送者自身がやるという決まりになっているそうです。
ポケットを貼ったら印刷された送り状のうちこちらの控え以外の3枚をポケットに入れてください。
3枚とはどの3枚なのか。
「お客様控え」「D」とあるもの以外の3枚ですが、はじめは分かりにくいと思います。
間違えないようレジの人に確認しながらやってください。
たいていは、レジ台で作業することになるので目の前で係の人が全部教えてくれます。
ローソン発送でも、送料はラクマで売り上げから引いてくれるので、レジでの支払いはありません。
荷物に添付しなかった「お客様控え」が発送を証明するものです。
念のため、取引終了まで保管しておいて下さい。
かんたんラクマパック発送後にやること1:発送通知を送信する
これで発送の作業は終わりましたが、ラクマに戻って発送を通知する必要があります。
(以下は、どんな発送方法を使っても同じ手順になります)
アプリの「出品した商品」→「取引中」から発送した商品のページ(QRコードの生成されているページ)に進みます。
「発送を通知する」というボタンがあるので、そこをタップ。
取引メッセージに一言「○月×日にどこそこから発送しました」と書いて送信すると親切です。(文章によるメッセージは必須ではありません)
発送通知が済んだら、先方への到着と受取確認を待ちます。
かんたんラクマパック発送後にやること2:購入者を評価
受取確認がされたら、「購入者の評価を行ってください」と案内が出るので、
3段階評価「よい」「ふつう」「悪い」から選んで評価すれば、取引は完了です。
何も問題がなければ「よい」でいいと思います。
「ふつう」ではなく「よい」で。
※「ふつう」「悪い」を選んだ場合、評価コメントを具体的に書く必要があります。
買い手の評価を送信すると、先方からこちらへの評価も見ることができるようになります。
アプリのメニューから、「出品した商品」→「売却済」と進んで、確認したい商品をタップすると、そこに評価が表示されています。