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お名前のドメイン更新でWhois情報公開代行のチェックは必要?

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※2018年8月時点の情報です。

お名前ドットコムでサービス内容が変更される可能性もあるので気を付けてください。

お名前ドットコムドメイン更新をしようとすると、「Whois情報公開代行転送なし」というオプションが表示されるようになりました。

チェックしないといけないのか、しなくていいのか、よく分からない表示です。

お名前ドットコムでドメインを更新する時のWhois情報公開代行

以前はこんなのなかったと記憶していますが、ドメインを更新しようとすると、「Whois情報公開代行」というオプションが出現しました。

お名前.comドメイン更新_whois代行チェック

独自ドメインは、所有者の個人情報が公開されています。

Whoisというのがコレです。

ここを見に来た方はドメイン更新時の対応を調べようとしているわけで、ドメインをWhoisにかけると所有者の住所や名前がバレることはご存知ですよね。

なので、みなさんドメインサービス会社にWhois情報の代行を頼んでいると思います。

これをしておくと誰かが独自ドメインをWhois検索しても、お名前の所在地等が表示されるだけでサイト運営者の個人情報は隠しておけます。

お名前ドットコムのWhois代行はドメイン取得時に依頼しておけばずっと無料

の、はずですよね。

最初にドメインをとった時にWhois代行をいっしょに頼むと無料で代行してくれて、そのドメインは、更新後もずっと無料で代行し続けてもらえる。

これがお名前ドットコムのWhois代行ルールです。

なのにどうして今さら「代行しましょうか?」と聞かれるの?

もしかして、更新のときに毎回Whois代行にチェックを入れないとダメになったのかと、一瞬そう考えました。

更新時にチェックを入れ損ねて後から代行を頼むと別途代行料金をえんえんと払い続けなきゃいけなくなるの?とか。

なんせ、「お名前のWhois代行を最初に頼み損ねるとすごくお金がかかる(1年で千円以上かかるはずです)、ドメイン取得時にWhois代行のチェックボックスをONにするのを絶対に忘れてはいけない」という話は有名なので、その罠がドメイン更新の時にまで拡大されたのかなと。

そう思って試しにチェックボックスをONにしてみると、1,480円だった更新料金が2,080円に上がります。

お名前.comドメイン更新_whois代行チェックON

まさかWhois代行が更新後は有料ってことに変わったの?

…でもよく見ると、「転送あり」という表示も追加されています。

「Whois情報公開代行」チェックなしだと「転送なし」

「Whois情報公開代行」チェックありだと「転送あり」

転送って何。

お名前.comのWHOIS情報公開代行メール転送オプションとは

調べて見ると、お名前ドットコムでは「Whois情報公開代行 メール転送オプション」なるサービスを開始していたのですね。

メール転送オプションというのは、

■「Whois情報公開代行 メール転送オプション」について
「Whois情報公開代行 メール転送オプション(以下、メール転送オプション)」とは、Whoisに掲載されている、ドメイン登録者の代替アドレスに届くメールを、登録者が指定するアドレスに自動転送できる「Whois情報公開代行サービス」をご利用のお客様向けのサービスです。

お名前ドットコム:Whois情報公開代行サービスに新オプション追加「Whois情報公開代行 メール転送オプション」

とのことです。

ドメインのWhois情報を検索すると出てくる代替アドレスにメールが届いたら、指定のアドレスに転送しますよ、というサービスと。

そんなとこに届くメールを転送してもらっても(笑)

ドメイン売買などのビジネスチャンスを逃さないための施策だというようなことが書いてありますが、そんなアドレスにメール送信する人いるの?(笑)

サイト訪問者からの連絡を間違いなく受け取りたい人なら、サイトにアドレスやフェイスブックを載せていますよね。

このメール転送を必要とする人がどれだけいるのか分かりませんが、とにかくお名前では、このメール転送サービスで儲けるという新商売を思いついたみたいです。

ドメイン更新なら「Whois情報公開代行」のチェックは不要です

正確には、ドメイン更新でWhoisで公開されるメールアドレスに届いたメールを転送してもらわなくていい人は、チェック不要です。

前述の通り、お名前ドットコムでは、独自ドメインを取得するときにWhois代行を依頼してあればドメイン更新後も無料でWhoisを代行してもらえます。

この基本ルールは変わっていないので、普通に(Whois情報公開代行のチェックを入れずに)更新するだけで、Whois代行は継続されます。

もちろんチェックを入れてもWhois代行は継続されるので危険はないのですが、600円余分にかかってしまいます。

なんでスパムメールを転送してもらうのに600円払わなならんの?60円だっていやだわ。スパムしか来ないと決めつけてますけれども。

「Whois情報公開代行」チェックなしでドメイン更新した結果

そんなわけで、Whois情報公開代行にはチェックを入れずにドメインを更新しました。

この状態↓で。

お名前.comドメイン更新_whois代行チェック

更新が済むとお名前ドットコムから「[お名前.com]Whois情報公開代行 完了通知」というタイトルのメールが届きました。

お名前.comをご利用いただき、まことにありがとうございます

上記ドメイン名のWhois情報公開代行が完了した事をお知らせいたします。
以下の詳細をご確認ください。

とあり、Whois情報公開代行の期限には1年後(ドメイン更新期限日)の日付が入っていました。

Whois代行はこのまま続くと確認できました。

お名前で最初にそのドメインをとったときにWhois代行を同時に依頼している場合は、ドメイン更新の時にオプションとして登場する「Whois情報公開代行」には改めてチェックを入れる必要はありません。

「チェックなし、転送なし」の状態で更新すれば、今まで通り代行されます。

まとめと注意

注意1

繰り返しになりますが、これは、

最初にそのドメインを取得した時からWhois代行を依頼していてずっと無料で代行される状態

にあるケースの話です。

途中からWhois代行を追加した場合のドメイン更新では、どんなふうになるのか私には分かりませんが、Whois代行自体の延長の依頼をする必要はあるはずなので、その際メール転送もするかと聞かれるんじゃないかと思います。

注意2

ドメイン更新時の話です。新規取得時のことではありません。

ドメイン取得時であれば、今はデフォルトでWhois代行ありに設定されているようなので、下の画面で、「Whois情報公開代行メール転送オプション」のチェックは入れなくてもいいですよということです。

お名前.comドメイン取得_whois代行

Whois代行は依頼してください。

でもメール転送(有料)は、なくても困らないと思いますってことです。

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