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あしたのジョー全エピソード

【あしたのジョー全出来事31】ジョー涙のラッシュ 寮対抗ボクシング選手権対松木戦

2017/06/18

「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いなどなど確認しながら振り返って行きます。

順に読んでいくとすべてのストーリーが分かるように作ります。

アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので、「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。

今回は、少年院寮対抗ボクシングトーナメント、ジョーの1回戦です。

Contents

エピソード

寮対抗ボクシング選手権は、ジョーの出番です。

対戦相手は、第11寮松木。
特に強そうな相手ではありませんが、ジョーは力石と同じ条件でやると言って聞かず、重い12オンスのグローブで試合に臨んでしまいます。

※1オンスは28.3495グラムです。

用意されたグローブは、6oz、8oz、10oz、12ozの4種類なので、
それぞれの重さは、こう↓なります(片方の重さです)

6oz170.097g
8oz226.796g
10oz283.495g
12oz340.194g

試合開始からジョーは冷静さを欠き、闇雲に12オンスを振り回しては体力を消耗しています。

ふと油断したところへ松木の右が入り、ジョーはダウン。

思わぬ展開に収容生は沸き、ますますエキサイトしてしまうジョーは、すぐに2度目のダウンを取られます。

レフェリーの段平に、ダウンでなくスリップだと主張しますが、段平がキレイなダウンだよと、すげない返事をするに及び、ジョーの理性は吹き飛んでしまいます。

頭突きや足蹴りの反則攻撃を仕掛け、体勢の崩れた松木にロープ際で連打を…

収容生たちは、アンフェアな行為にさかんに野次を飛ばしていますが、葉子は、ジョーが泣きながら打っていることに気付きます。

一番気付かれたくない人に気付かれてしまったね…

葉子が、この涙についてジョー本人や他の誰かに話す場面はありません。

松木はもう半分意識がない様子です。
反則の段階で、ほとんど参っているのです。

やがてロープに寄りかかったまま殴られる松木の両足が宙に浮き始めます。

ジョーは構わず打ち続け、松木をリングの外にはじき出して勝利しますが、段平は、テクニック、マナーともに本日最低の試合だったと吐き捨てるのでした。

該当箇所


コミック:4巻 P.80~105
アニメ:第18話「悲しきリングロープ」~第19話「恐怖のレバーブロー」

コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。

原作とアニメの相違点

大きな違いはありません。

アニメでは、ドヤ街のちび連が段平に試合の結果をたずね、段平が浮かない顔で、今日は勝ったが次の青山くんには勝てそうにないと答える場面があります。

サチは、段平の家に火をつけると言い出しますが、太郎たちが止めてなんとか事なきを得ます。

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