「ザ・テラー」S1第4話「屈辱の夜」ネタバレ有と無のあらすじと原作情報など

ザ・テラー」は、ダン・シモンズの小説「ザ・テラー 極北の恐怖」のTVドラマ版です。

10話で構成される「ザ・テラー」シーズン1第4話のあらすじを紹介します。

フランクリン隊長を失って安定感を欠く遠征隊を怪物は容赦なく襲ってきます。




「ザ・テラー」 エピソード4「屈辱の夜」のあらすじネタバレなし版

テラー号に怪物が現れ隊員が連れ去られます。

捜索中にさらなる犠牲者が出て、隊員は不満を口にするようになりました。

もう誰も謎の猛獣がシロクマだとは思っていません。

イヌイットの娘と関係のある魔物だという認識が広まっています。

ヒッキーは、娘の居所を知ろうとしています。

エピソード4でよく見て欲しいポイント

  • ムチで打たれた傷を手当てしてもらって船室へ戻ったヒッキーがハンモックに置かれた薬草を見たときの表情

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ザ・テラー エピソード4屈辱の夜のあらすじ-ネタバレ版

ジェーンの捜索活動

イギリスではフランクリン卿の妻ジェーンと姪のソフィアが、隊の捜索を始めるよう有力者に働きかけています。

まずは、極地探検の専門家たちに依頼しますが、まだそう深刻な事態とは思っていないふうで捜索が始まるのはずっと先まで様子を見てからになりそうです。

ジェーンはとてもエネルギッシュな人で、政府が頼りにならないと見ると個人的に支援者を募り、救援を訴えはじめます。

ジェーンの捜索活動は史実通りです。

実在のジェーンについて詳細はこちらに
日本へ来たこともある人です
6 ジェーン・フランクリン(フランクリン夫人)

トゥンバックがテラーに侵入

北極ではとうとうトゥンバックがテラーに入ってきます

甲板に倒れるヘザーは、頭蓋骨が割れて脳が露出した状態ですが、死んではいません。

やがて、隊員のストロンガーがトゥンバックに連れ去られたことが発覚します。

フランシスが一ストロンガーを探しに行くと言うと、給仕のエヴァンスが「連れて行ってください」と申し出ました。

フランシスは、友人だと言うエヴァンスを断り切れず、捜索隊に加えたのでした。

すぐにストロンガーの遺体が見つかります。

フランシスがそちらへ駆け寄ると、背後からエヴァンスの悲鳴が。

戻ってみるとエヴァンスの姿はなく雪原に血が広がるばかり…

謎の生物が計算ずくで二人の隊員を奪ったように感じられる事件でした。

あまりのことにフランシスの酒量は増え、フィッツジェームズは苦言を呈します。

酒はフランシスの悪癖で、大きな弱点です。

エヴァンスの遺体は後日テラーに戻ってきます。半分だけ。

テラーの甲板に届けられた遺体は、上半身と下半身に真っ二つに切断されているように見えますが、上半身と下半身は別の人物の者なのです。

下半身はエヴァンスでした。(上半分は明言されませんがストロンガーでしょう)

怪物の知能は想像以上に高く、人間を精神的に追い詰める方法を心得ているように見えます。

イヌイットの娘と怪物

不安な状況が続く中、隊員の間に不満が広まりはじめています。

ヒッキーは独断でイヌイットの娘を探しに行き、拉致してテラーに連れ帰ります。

娘をどうしようとしたのか。

目的は判然としませんが、隊では怪物と娘に何かの関係があるという憶測が一定のコンセンサスを得ているので、娘を見た隊員たちは興奮し、「殺せ」と言う声も…。

軍紀を乱す行為であり、到底許されません。

フランシスがヒッキーと同行したマンソンにハートネルの3人を尋問すると、「娘の家のすぐ近くに怪物がいた」「娘は怪物を操るような仕草をしていて、娘が何かを言うと怪物は逃げて行った」との報告が返って来ました。

30回のムチを受けるヒッキー

どうもヒッキーは、悪いことをしたとは思わず、娘と怪物の関係を暴いて手柄を立てたとでも思っているふうなのです。

罰せられるのはイヌイットの方だと主張しています。

フランシスが下した12回のムチ打ちに納得できず、「あんたを助けたのに」言い返す始末。

ヒッキーの反抗を受けて罰のムチは30回、背中でなく尻を打たれることになりました。

全隊員の見守る中、ヒッキーは下着を下げてムチを受けます。

目に涙をため撃たれるたびに呻いていますが、決して涙をこぼすことはなく、悲鳴を上げまいと唇をかみしめるヒッキーの血が、取り囲む者のところまで飛んでいきます。

ヒッキーらの尋問に立ち会ったのは、フィッツジェームズとリトル副長だけで、他の隊員は尋問でのヒッキーの態度を見ていないのです。

場は静まり返り異様な雰囲気です。

手当てを終えたヒッキーがハンモックに戻ると、そこには布に包まれた薬草が。

匿名の隊員がヒッキーに同情して自分の薬を分け与えたのでしょう。

薬草を見るヒッキーは、かすかに笑います。

この事件は、ヒッキーの心にフランシスへの憎しみと、ある計画を芽生えさせることになります。

歯茎の黒ずむ隊員

頭痛を訴えるモルフィンに薬を与えるグッドサーが、異常に気付きます。

モルフィンの歯茎には全体に筋状の黒ずみができているのです。

アーヴィング海尉は、缶詰に腐敗が多くみられ食べられないとの報告をしています。

第4話について原作情報の補足と原作との相違点

トゥンバックが返すシャッフル死体

テラーの甲板に立っていた遺体が腰のあたりで切断され、上半身と下半身がそれぞれ違う人物のものだったというエピソードがあります。

ドラマでは説明されませんが、原作ではこれはトゥンバックのよくやることだと書かれています。

人をさらって殺すとバラバラにしてからシャッフルし、誰の死体か分からないようにして集落へ返却するのがトゥンバックの得意の嫌がらせだとか。

死体を返してよこすことから、トゥンバックは通常の意味での栄養源として人を殺しているわけではないことも分かります。

レディ・サイレンスとフランクリン隊の関係

原作でのレディ・サイレンスは、父親の死からずっとテラーで保護されています。

拉致されて船に来るわけではありません。

ヒッキーたちがムチ打ち刑になるエピソードはありますが、別のことをやらかしての罰です。

ただ、原作の隊員はサイレンスを魔女のように恐れているので、彼女が殺されそうになる事件は起こります。

その時のフランシスの対応は、軍のリーダーとしての資質の光るものでした。

この場面がなくても物語の進行に差し支えはないのですが、ドラマではフランシス・クロージャーの有能さが今一つ出ていない気がします。

原作のレディ・サイレンスは、ずっと隊の近くにいます。

いずれ自分の果たす役割を原作の彼女は知っているのです。

ヘザーが隊員の心のオアシスに

原作のヘザーはずーっとかなり先まで脳を露出させたまま生き続けます。

隊員はヘザーにとても献身的です。

動かないヘザーの喉に毎日食事を流し込み、かついでトイレに連れて行きます。

ヘザーが生きていることが隊員の希望のよりどころになっているのです。

5話はこちらに
「ザ・テラー」S1第5話「轟く砲声」ネタバレ有と無のあらすじ