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ドラマ「ローマ」登場人物相関図とキャスト

2018年10月30日

HBOとBBCの共同制作ドラマ「ローマの登場人物です。(映画のローマではなく)

「ローマ」登場人物相関図

タップで拡大してください。

ローマ登場人物相関図

※印はドラマには出てこない実在の人物です。

各登場人物の解説は下に。

途中で立場の変わる人もいますが、歴史上メジャーな人以外は立場の変化がネタバレになるので、知って差し支えない範囲までの紹介にしています。

軍人・政治家

ポンペイウス派

各人物様々に立場を変えますが、ここでのくくりは、カエサル蜂起によるローマ内戦でポンペイウスのもとについた人物、ポンペイウス側とされる人物です。

ポンペイウス

演:ケネス・クラナム

第一回三頭政治の頭のひとりで、コンスル(執政官)

本来は軍事の天才だった。

グエナウス・ポンペイウス|Wikipedia

カト

演:カール・ジョンソン

元老院議員

小カトーと呼ばれる人物(大カトーのひ孫)でセルウィリアの異父弟でもある。

カエサルをよく思わず、ガリア戦争が終わるとすぐにポンペイウスにカエサルを倒す計画を持ち掛ける。

マルクス・ポルキウス・カト・ウティケンシス|Wikipedia

スキピオ

演:ポール・ジェソン

元老院議員

ポンペイウスがユリア(カエサルの娘)の死後に迎えた妻コルネリアの父。

クィントゥス・カエキリウス・メテッルス・ピウス・スキピオ・ナシカ|Wikipedia

キケロ

演:ディヴィッド・バンバー

元老院議員哲学者

マルクス・トゥッリウス・キケロ|Wikipedia

ブルートゥス

ローマ登場人物ブルータス資料
凱歌を挙げる閥族派と横たわるカエサルの遺骸-PublicDomain

演:トビアス・メンジーズ

カエサルの愛人セルウィリアの息子でカエサルには実子のように扱われていた(血のつながりはない)

内乱では迷った末ポンペイウスにつく

マルクス・ユニウス・ブルトゥス|Wikipedia

クイントゥス

演:リック・ワーデン

ポンペイウスの息子

盗まれた国庫の金を探しにヴォレヌス宅に押し入るが、プッロにつかまりカエサルに差し出される。

カエサル派

カエサルの軍勢として内乱を戦ったメンバーです。

カエサル

演:キーラン・ハインズ

説明不要のジュリアス・シーザー。ユリウス・カエサル

定説ではてんかんを患っていたとされているが、最近の研究では循環器系の疾患だったのではないかとの説も浮上している。

カエサル、軽度脳卒中を繰り返し発症か 英研究|AFP

ガイウス・ユリウス・カエサル|Wikipedia

アントニウス

演:ジェイムズ・ピュアホイ

護民官

ガリア戦争では軍を率いる総督代理

カエサルの姪アティアとは公然の仲

マルクス・アントニウス|Wikipedia

ルキウス・ヴォレヌス

演:ケヴィン・マクキッド

13軍団100人隊長

平民ながら由緒ある軍人家系の生まれ。

真面目で優秀。女あしらいは苦手。

反乱軍に属することを望んでいなかったが気を失っている間にルビコン川を渡っていた。

カエサルの政治を支持しているわけではない。

タィタス・プッロ

演:レイ・スティーブンスン

13軍団の隊員

怒ると怖く敵にはしたくない、友人にしたいタイプで、戦いにひるんだ時にそばにいてほしい勇敢な人物。

乗馬の名手で賭けは下手。

女好きで大食い。

-ヴォレヌス談話より-

ルキウスとプッロについてはこちらに

 

※ヴォレヌスとプッロは実在の人物で、史実ではどちらも百人隊長でした。

カエサルの著書「ガリア戦記」を読むと、少年漫画的な熱きライバル関係だったように感じられます。

ふたりが登場するのは↓の新訳版だと下巻です。

マスキウス

演:マイケル・ナードン

13軍団の隊員

退役後も他の隊員と親しくしている。

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ローマ市民

ポンペイウス関係者

グラビアス

アティアの娘オクタヴィアの夫だったが、オクタヴィアをポンペイウスに嫁がせるため離婚させられる。

※離婚させられそうになったところまではガチ話です。

ガイウス・クラウディウス・マルケッルス・ミノル|Wikipedia

ドゥリオ

演:Matt Patresi

ポンペイウスの右腕

ポンペイウスの命令で国庫の金を運ぶ途中で兵士の裏切りに合い、殺される。

コルネリア

演:アンナ・パトリック

ポンペイウスの妻スキピオの娘

先妻ユリア(カエサルの娘)の死後結婚した。

コルネリアの最期はドラマに出てこないが、イタリアのアルバで余生を過ごしたと言われている。

カエサル関係者

ポスカ

演:ニコラス・ウッドソン

カエサルのギリシア人奴隷

地位は奴隷だがカエサルのブレーンのような立ち位置にいる。

アティア

演:ポリー・ウォーカー

カエサルの姪

強く美しい未亡人

現実のアティアはドラマとは全然違うキャラ

アティア・バルバ・カエソニア|Wikipedia

ローマ登場PublicDomain人物アティア
“Promptuarii Iconum Insigniorum"よりPublicDoiman

オクタヴィア

演:ケリー・コンドン

アティアの娘

ポンペイウスの妻ユリア(カエサルの娘)が死ぬと政治的策略から後妻に推薦される。

小オクタウィア|Wikipedia

オクタヴィアヌス

演:マックス・パーキス(少年期)、サイモン・ウッズ(青年期)

アティアの息子でオクタヴィアの弟

ヴォレヌスとプッロにピンチを救われ友人になる。

セルウィリア

演:リンゼイ・ダンカン

カエサルの愛人ブルートゥスの母。カトの異父姉でもある。

ブルートゥスがポンペイウスに従ってローマを離れると決めた時も、圧倒的に不利と見られるカエサルを見捨てずローマに残った。

セルウィリア・カエピオニス|Wikipedia

カルプルニア

演:ヘイドン・グウィン

カエサルの正妻

その他ローマ市民

イオカステ

演:カミーラ・ラザフォード

オクタヴィアの友人で商人の娘

アティアはイオカステを嫌っている。

アティアの邸の召使

ティモン

演:リー・ボードマン

どんな立場の人かいまいち不明。馬のブローカー

アティアのファンだが時々あつかましい。

兄レヴィは熱心なユダヤ教徒

カストル

演:マンフレディ・アリコ

邸の奴隷

古株らしく奴隷の採用権限を持つ。

アルテア

演:レベッカ・スタトン

邸の奴隷(調理担当?)

かなり太った女の子。

ドゥロ

演:ラフィ・ガブロン

邸に入り込んだ奴隷

セルウィリアの刺客

アヴェンティヌスの人々

ヴォレヌスの家のあったアヴェンティヌス

アヴェンティヌスはローマ七丘のひとつ。現在の地名はアヴェンティーノ

Wikipediaの「ローマ七丘」

ニオベ

演:インドラ・ヴァルマ

ルキウス・ヴォレヌスの妻

ヴォレナ(ルキウスとニオベの長女)

演:コーラル・アミガ

ルキウスとニオベの娘(長女)

ヴォレナ(ルキウスとニオベの次女)

演:Anna Fausta Primiano

ヴォレナの妹。iMDBによると妹も同じ「ヴォレナ」という名前らしいです。

ルキウス(小ルキウス)

演:マルコ・ポラック(赤ちゃん期)、Alessio Cuna(少年期)

ルキウスがガリア戦争に行っている間に生まれた男の子で、ニオベはヴォレナとクリトの子だと言っている。

本当はニオベとエウアンドロス(ニオベの妹リュデの夫)との間の子

リュデ

演:エスター・ホール

ニオベの妹

小ルキウスが夫エウアンドロスと姉ニオベの不倫の子と知っている。

エウアンドロス

演:アラン・ストックス

リュデの夫

リュデとの間に子はいない。

クリト

演:ジョナサン・リードウィン

ヴォレナの夫

ルキウスは不満に思いながらもクリトとヴォレナの結婚を認める。

エイレネ

演:キアラ・マスタッリ

賊(国庫の金を横取りした一団)にさらわれ、引きずられて行く途中でヴォレヌスの斥候隊に会った少女。

エイレネを気に入ったプッロがアヴェンティヌスに連れ帰る。

エラストス

演:ローキャン・クラニッチ

アヴェンティヌスの商人

メインの仕事は金貸し

アヴェンティヌス組合メンバー

ルキウスが仕切る商人の組合でプッロとマスキウスがルキウスの部下として働く。

組合という名で呼ばれてはいるが、マフィアの談判所といった雰囲気。

いくつかのグループがあり利権の分配を決めるのが組合の主な役目。

ガイア

演:ズレイカ・ロビンソン

若くしてやり手ババアのキャリアを持ち、組合に職を求めて売り込みに来る女の子

メッミオ

演:ダニエル・セラケイラ

アヴェンティヌスの商人グループリーダーの一人

いとこカルボの息子がクィントゥスに慰み者にされ、ヴォレヌスにクィントゥスを罰するよう請願するが退けられる。

(このクィントゥスはポンペイウスの息子のクイントゥスではありません)

カエリウス

メッミオの手下

ヴォレヌスの娘ヴォレナをたらし込む男

コッタ

演:コジモ・ファスコ

アヴェンティヌスの商人グループリーダーの一人

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エジプト アレクサンドリアの人々

セプティミウス

演:デヴィッド・ケネディ

エジプト駐在のローマ軍次官

エジプトへ逃げ延びたポンペイウスを殺すが、それがカエサルの怒りを買う。

プトレマイオス13世

演:スコット・ティザム

クレオパトラの弟

姉クレオパトラと王位を争っていたが、カエサルがクレオパトラにつき、失脚する。

ドラマには明示されないが、史実ではカエサルに殺されている。

プトレマイオス13世|Wikipedia

クレオパトラ

演:リンゼイ・マーシャル

エジプト女王

プトレマイオスはクレオパトラのもとに刺客を送るが、プッロが助ける。

クレオパトラ7世フィロパトル|Wikipedia

カエサリオン

演:マックス・ボルドリー

クレオパトラの息子

カエサルの子ということになってはいる。

クレオパトラは受胎目的でプッロを誘い10か月後にカエサリオンが誕生した。

その事実を知る者(クレオパトラ本人を含む)は、父親はプッロであると考えているので、まあそうなのでしょう。

現実の歴史でもカエサリオンがカエサルの実子かどうかは疑いをもたれている。

カエサリオン|Wikipedia

オクタヴィアヌス関係者

オクタヴィウスがオクタヴィアヌスと改名し政治デビューして以降の関係者です。

アグリッパ

演:アレン・リーチ

オクタヴィアヌスの友人兼部下で軍事担当

オクタヴィアに一目惚れする。

↓アグリッパが(そこそこ)たくさん登場する映画

サポート役としてアグリッパをオクタヴィアヌスに引き合わせたのはカエサルです。

カエサルは、早くからオクタヴィアヌスを後継者候補と考えていたので、彼の弱点である軍事面を補う人物をつけたそうです。

マルクス・ウィプサニウス・アグリッパ|Wikipedia

マエケナス

演:アレックス・ウィンダム

オクタヴィアヌスの部下でそろばん担当

ガイウス・キルニウス・マエケナス|Wikipedia

リウィア

ローマ登場人物資料
CC3.0

演:アリス・ヘンレイ

オクタヴィアヌスの妻

リウィア・ドルシッラ|Wikipedia

 

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