【あしたのジョー全出来事19】ウェルター級ボクサー力石徹の経歴が明らかに
2017/06/18
「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いなどなど確認しながら振り返って行きます。
順に読んでいくとすべてのストーリーが分かるように作ります。
アニメとコミックでは、話の出てくる順序が違うことがありますが、アニメには漫画にないエピソードが含まれていることもあり、アニメに沿って進めます。
アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので、「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。
コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。
今回は、力石がどういったボクサーだったのか、なぜ少年院にいるのかが明かされます。
Contents
エピソード
力石のパンチに倒れたジョーは、そのあまりの強さに衝撃を受けています。
力石徹は、プロのボクサーだったのでした。
ウェルター級の6回戦ボーイ。
デビュー戦以来13連続K.O.勝ちで「若き殺し屋」と呼ばれていましたが、ある試合で観客の野次に激高し、その男を殴って重傷を負わせてしまいます。
これにより力石は無期限の出場停止処分をくらい、謹慎中に次々と暴力事件を起こして、ついに特等少年院に送り込まれたのだと。
力石の経歴を知ったジョーは、たかが6回戦のボクサーがあんなにも強いのかと心底驚きます。
力石はウェルター級。
これが後のストーリーに大きく関わってきます。
該当箇所
コミック:2巻 P.139~142
アニメ:第10話「赤い夕陽に吠えろ!」
原作とアニメの相違点
農場で力石に倒された後のジョーの処遇
原作では、脱走を企てたジョーは反省房に入れられ、見張りの教官から力石に関する情報を聞きだします。
アニメのジョーは、力石に倒されたダメージが大きく、医務室に寝かされています。
そこへ力石が見舞いにやって来て、医師が力石のボクサー時代の話を始めます。
横たわったままのジョーは、腑抜けのような素振りをしていますが、これは作戦あっての芝居。ちゃんと話は聞いています。
その時、呆けた表情で仰向けに寝たままのジョーの顔に、力石が右ストレートを一閃!
医師は慌てて止めますが、力石の拳はジョーにヒットする寸前でピタッと止まります。
そのまましばらくジョーを見つめる力石。
ジョーは、相変わらず朦朧としたままですが…力石は何かに気付いたようで、満足した様子で医務室を後にします。
あのパンチが飛んできて瞬きひとつしないジョーも凄い。
こうして、プロボクサー力石とジャブ以外はド素人のジョーのライバル関係が始まります。
アニメのジョーも、この後色々あって結局反省房に入れられるのですけれども…