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ザ・テラー S2不名誉第9話あらすじ-ルースの2度目の出産とアサコの秘密

2019年10月13日

AMCのテラーシリーズは、実話をもとに創作されるホラーのアンソロジーです。

シーズン1は、19世紀の英国の探検隊が北極圏で全滅したフランクリン遭難事件を題材にした作品でした。

その時隊員の乗っていた船の一隻がテラー号だったので「ザ・テラー」

terrorには「恐怖」という意味もあり、シーズン2以降はそちらの意味での「ザ・テラー」になりました。

シーズン1とシーズン2はまったく別の話で、S1はコメディではありません。

S1についてはこちらに

では「インファミー~不名誉」とサブタイトルの付いたテラ2第9話のあらすじなど。

前回(8話)終了時点での登場人物相関図

前回終了時点での登場人物相関図はこうでした。

点線囲みは死んだ人、赤線は血縁です。

 

ザテラーシーズン2不名誉インファミー登場人物相関図第8話

 

各登場人物の詳細はこちらに

ザ・テラーS2不名誉第9話「この身を犠牲に」あらすじネタバレ無版

前回第8話はこちらに

出産の近いルースのいる祖母の家では、厳重に戸締りしてゆうこの侵入を防いでいましたが、いよいよ生まれるという日、ゆうこは神父の中に入ってやって来ます。

ベッドの脇に立つ神父がゆうこだと気付いたチェスターは、ルースを車に乗せて、今は使われていない軍事施設へ乗りつけました。

薄暗い部屋でようやく産まれた子は男の子で、産声は上がりませんが健康です。

それを見届けたチェスターは、ヘンリーにある頼みごとをします。

一方アサコは、自分のしたことをゆうこは知っているのだろうかと思い悩んでいます

 

ザ・テラーS2不名誉第9話「この身を犠牲に」あらすじネタバレ版

ネタバレ箇所を読みたい人は、タップで開いてください。

 

ネタバレを読む

日系人強制収容所閉鎖

裁判所の決定により日系人の強制収容は廃止されました。

でも数年ぶりに戻ったターミナル島には建っていた家がなく、一帯は米国政府所有の更地に。

ヘンリーは庭師の仕事をしながらドミトリー暮らしをすることになります。

ジロウを幽閉するゆうこ


チェスターが写真と呪術を通して会ったジロウをさらったゆうこは、ジロウをいつかの日本庭園の家に閉じ込めています。

「もうすぐタイゾウが生まれる」「連れて帰って来るから心配ない」

砂地獄に囲まれたこの家で親子3人で暮らすのがゆうこの望みなのでしょう。

…病んでるな。

病んでるどころか死んでる人にこう言うのもなんですが。

ルースの出産

ルースが臨月を迎え、チェスターはヘンリーとアサコを呼び寄せました

「生まれたらふたりの力を借りたい」とチェスターは言っています。

ルースとチェスターのいる祖母の家は、ゆうこを警戒して徹底的に戸締りしていました。

そんな努力もむなしく、間もなく生まれるというその日、ゆうこは神父にとり憑いて家に入って来ました。

神父の異常に気付いたチェスターは、家族を車に乗せて古い軍事施設へ向かいます。

すぐにお産が始まり、ルースが産み落としたのは男の子でした。

今度も産声があがりません

何故泣かないのか、ルースは不安を訴えますが子供は生きています。

チェスターの決意

その時外のほうから鈴の音が聞こえてきます。

ゆうこが来たのかと、チェスターは銃を持って出て行きますが、そこにいたのはネズミでした。

でもチェスターは、「中へ戻ろう」と言うヘンリーに「戻らない」と答え、一枚の写真を渡します。

チェスターの子供の頃の写真です。

ゆうこが欲しがっているのはタイゾウで、タイゾウを手に入れれば満足して生まれて来た子には手出ししないはず。

ルースの祖母の呪術を使えば、写真を通じて写っている人に会うことが出来るので、この写真でゆうこを子供時代の自分と会わせる

チェスターはそう話しますが、呪術で会えるのは死んだ人間だけです。

「僕が死んだらこの写真をルースのおばあちゃんに渡して」

チェスターはヘンリーにそう言い残し、拳銃を手に暗闇の中へ出て行きます。

チェスターにしてはいい計画じゃn!

酔っ払いの邪魔が…

外へ出ると、酒瓶を片手にいいご機嫌のおっさんが話しかけてきました。

お祝いだとかなんとか。

戦争が終わったのかとチェスターは聞きますがそうではなく、おっさんが祝っているのは原爆のことです。

自分の国の戦時法違反に祝杯を挙げるとはやっぱりアメちゃんはアレだなぁと言いたいところですが、リトルボーイのことを知らないチェスターを不審に思ったのでしょう。

「顔を見せろ」だとか言い出します。

顔見たら何か分かるの?(笑)

「ついてこないで」と懇願されたはずのヘンリーからの頭部への一撃を受けて酔っ払いは地に沈みました。

この人誰なん?

「K13」というバッヂをつけていますが…

アクティブかつアグレッシブなゆうこ

同じ頃、ルースと生まれた子のいる施設の中は、ぐっと緊迫しています。

子供に憑くゆうこ

ルースは子供が泣きも笑いもしないことを気にしています。

大丈夫よとルースをなだめながら子供の顔を改めて見るアサコの顔色が変わりました

「ゆうこがいる」

ゆうこ祖母へ移動

生まれた子の中にゆうこが潜んでいるとアサコが言うのを聞いたルースの祖母が子供を抱き上げます。

その時初めて短い泣き声が上がりルースが安心したのも束の間、祖母は子を抱いたまま立ち上がり

「この子は私のもんや」

瞬時に祖母へ移動して子を奪うゆうこの頭脳プレイでした。

アサコの爆弾発言

出て行かせてはならぬと追うアサコは、ゆうこを呼び止め昔のことを告白します。

「フルヤヒデオさんと結婚するのは私のはずだった」

「あんたの結婚相手はヘンリーの予定だった」

ヒデオがいい人ではないと聞いて、ヒデオがゆうこを気に入るようフミさんに仕向けてもらった

……マサヨさん(涙)

ゆうこ怒り烈火のごとし

ゆうこの脳内では、自分の妊娠とそれを隠してヒデオのところへ嫁入りしようとしたことは一連の悲劇と無関係ってことになっているみたいです。

ルースの祖母に入ったまま、ゆうこは猛然とアサコに食ってかかります。

「今日までの苦しみはすべてお前のせいや」

いえ、だからね。

少なくとも「すべて」ではないよ。

ゆうこルースへ移動

子供を抱いた祖母とアサコがどんなファイトを繰り広げたのか、チェスターが戻った時にはふたりは力尽きて倒れ、アサコの両手は血まみれです。

そしてルースと子供がいません。

とうとうゆうこがルースに憑き、子を抱いてどこかへ行ってしまったのでした。

最初からルースに憑けばよかったんじゃ…と思った視聴者数知れず。

チェスターが死ぬ計画はどうなったのか。成り行きでやめにした?さすがチェスターだ。

第9話が終わって相関図はこうなりました

点線囲みは死んだ人。赤線は血縁です。

ルースの父親は死んでいないかもしれません。

今回ほとんど変わっていません。

ルースに男の子が生まれたこととヘンリー・ナカヤマとゆうこの間に幻の縁があったことが追加されただけです。

 

ザテラーシーズン2登場人物相関図第9話

テラ2インファミー第9話の感想など

日系二世はみんなナチュラルな日本語を話すのに一世のヤマトさんやヘンリーが片言なのはなぜ?

これが感想か!(笑)

テラ1と同じくテラ2も全10話なので、この次で終わりです。