ザ・テラー S2不名誉第7話あらすじ-流行り病とケンの直訴とチェスターの兄弟

AMCの「ザ・テラー」シリーズは、ミステリアスな実話から創作されたドラマ作品のアンソロジー・シリーズです。

最初の作品は、19世紀の英国が新しい航路を発見すべく北極圏へ派遣した探検隊が全員行方不明になったフランクリン遭難事件を題材にしたものでした。

テラ1の実話要素はこちらにまとめてあります(ネタバレしてます。ご注意を)

「ザ・テラー」に含まれる15の実話要素をピックアップ
「ザ・テラー」は1845年のフランクリン遠征とその遭難を元に作られたヒストリカル・フィクションです。謎の多い遭難で物語に描かれる出来事の多くは創作ですが、判明している事実は丁寧に織り込まれています。ザ・テラーの実話に沿った要素と事実と違う要素、原作執筆後に明らかになった情報をまとめました。

新たに作られたシーズン2「インファミー/不名誉」は、太平洋戦争のさなか米国に暮らす日系人の周囲で起こる奇妙な出来事を描いています。

当時日系人が強制的に収容所へ入れられたのは史実のとおり。

そこで怪奇現象が起きると噂されていたのも事実のようです。

ザ・テラー シーズン2不名誉第7話のあらすじなど。

6話終了時点での登場人物相関図

前回で主人公チェスターがゆうこの息子だったことが分かって相関図も大きく変わりました。

点線囲みは死んだ人 実線=家族、赤線=血縁です

 

ザテラーシーズン2不名誉インファミー登場人物相関図第6話

各登場人物の詳細はこちらに

ザ・テラー シーズン2「インファミー不名誉」の登場人物相関図
「ザ・テラー」のシーズン2インファミー(不名誉)」の登場人物と相関図です。3つの日系人家族が出てきますが、ナカヤマ家とヨシダ家は両親ともに似ていて分かりにくいので、どの場面のどの人が誰なのか、分かりやすい場面をあげて書いておきました。ナカヤマ家がチェスターの家です。フルヤ家が自殺するマサヨの家。ヨシダ家はエミーとウォルト兄妹の家

第7話終了時点の相関図はこちらに

4 テラ2第7話終了時点の登場人物相関図

ザ・テラーS2不名誉第7話「完璧な世界」あらすじネタバレ無版

前回第6話はこちらに

ザ・テラー S2不名誉第6話あらすじ-ゆうこのタイゾウとチェスターの知る真相
【ネタバレ箇所はタップしないと見えないようにしてあります】ザテラーシーズン2インファミー第6話「タイゾウ」のあらすじと解釈感想などを書いています。人はなぜか霊の言い分には道理が通っていると思い込むこれが今回の発見でした。死んでも死にきれずこの世に出てくる幽霊の持つ恨みには、万人が納得する理由があるものだという前提で見る習慣がついているなーと。お岩さんとかお菊さんとか。「こりゃ気の毒だわ。好きなだけ化けて出なよ」と思いますよね。有名な怪談は大体そうです。

父の元へ帰ったルースは、矢のように送られてくるチェスターからの手紙を読もうとせず、たまりかねた父親は、テーブルに積まれた未開封の封筒の束を収容所へ送り返します。

受け取ったチェスターは、白昼堂々収容所の門を出て行こうとして拘束され、隔離所へ収監されることになりますが、移送途中で逃走。

子供の頃預けられていた修道院に忍び込み、自分が双子だったことを知ります。

その頃収容所では発熱と咳に苦しむ患者が大量に発生していました。

医師も倒れ、診断も治療もままならない状況ながら、収容所の監督官ボーエン少佐は事態を放置しています。

ボーエンは昨晩会った不思議な女に気力と体力を抜かれて気もそぞろなのですが、このままではみんな死んでしまいます。

エミーの恋人ケンは、ボーエンに直訴しようとしますが…

ザ・テラーS2不名誉第7話「完璧な世界」あらすじネタバレ版

ネタバレ箇所を読みたい人は、タップで開いてください。

 

ネタバレを読む

冥界のブラックジャック、ゆうこを修繕

術衣のようなものを着た男が黒焦げの患者に皮膚を縫い付けています。

手術(らしきこと)が済むと、患者の女性は鏡の前に座り、縫い目の走る顔に化粧しはじめました。

医師(らしき男)は、自分の首のあたりに注射をしています。

防腐剤的なもの?

ヤマトさんの我流陰陽師にもゆうこは破壊されず、焼けただれた肌を修理したらまた元通りってことみたいです。

「元通り」の怨霊に戻るってことで生き返るのとも違いますが…

ちょっとうらやましいよ。

チェスターとルース

収容所を出て再び父と暮らし始めたルースですが、心は癒えていません。

父はしきりにフリオという青年とデートするよう勧めています。

医師の卵で好青年だそう。

収容所のチェスターに「B・オヘダ」と署名された小包が届きます。

うれしそうに箱を開けたチェスターでしたが、入っていたのは毎日のようにルースに出していた手紙の束でした。

封も開けていません。

チェスターは、小包みを投げ捨てると決然とした顔で収容所の門を出て行こうとします。

すぐに米兵が駆けてきてチェスターは手錠をかけられ、ツールレイクの隔離施設へ送られることになりました。

夜道を走る移送車でチェスターは兵士を出し抜いて逃走。

発砲を逃れて川に飛び込むと米兵は追跡を諦めました。

チェスターの行方が分からなくなったと聞いた母アサコの狼狽を父ヘンリーが「勝手に出て行ったのだから放っておけ」といさめます。

このところトシロウの咳が続いています。

今は孤児となったトシロウの看病の方が大事だと、ヘンリーは病棟へと向かって行きました。

収容所を襲う流行り病

治療の受けられない患者

トシロウだけではありません。

病棟には高熱と咳のおさまらない患者があふれています。

結核かインフルエンザでしょう。

医師も倒れ、患者の世話をしているのは医療の専門家ではないボランティアの日系人です。

ケンがエミーに、ボーエンに患者を病院へ移送するよう頼んでくれと言います。

エミーはボーエンが秘書の頼みを聞くはずがないと消極的ながら、目の前の惨状を放っておくこともできず、翌日、ボーエンのオフィスを訪ねました。

おずおずと病人への対応を進言するエミーへのボーエンの返事は

「日本人は何でも迷信に結び付ける」

…話がかみ合っていません(笑)

「私と目を合わせない者が多い。恐れているのかと思っていたが違う」

「私の知らないことを知っている」

ここに住む魔物の正体を教えない限り外へは出してやらない

…ウィルスが脳に?

実はこれにはわけがあります。

ゆうことボーエン

前の夜のことです。

皮膚移植(らしきもの)を受けて再復活したゆうこは、チェスターの宿舎に忍び込み、送り返された手紙の束から父親がここへ来てルースを連れ出し、チェスターがルースの家へ向かったことを知りました。

ならば追うまでと、宿舎を出たゆうこをボーエンが見とがめます。

「ここで何をしている」

いつもの調子で監督風を吹かせたところでゆうこに効くはずもなく…

ゆうこは、しつこくついて来るボーエンの襟首をつかみ、締め上げてからポイと投げ捨てました。

壁に腰を打ち付けたボーエンは声も出せず、怯えと驚きのままその場に崩れ落ちたのでした。

今、ボーエンは軍服に着替えることもせず、まだ茫然を引きずっています。

早い話がびびりすぎて醜態をとりつくろう余裕もなく、ましてや病人どころではないという状態です。

 

あーゆうこになりてぇ。

ケンの強行

その夜、ケンはボーエンの宿舎へ直談判しに行きました。

恐怖心から過剰に警戒しているボーエンが構えた銃をケンが奪います。

弱っているからなのかボーエンは軍人とも思えぬ鈍さで、ケンに殴られて意識を失います。

目を覚ましたら病院に電話させると言うケンに驚いたエミーは、逡巡の末ボーエンの指示と偽って郡の病院へ電話を架け、患者を迎えに来るよう依頼しました。

救急車がやって来ると聞くとケンは銃を床に置き、手錠を受けながら「電話しなければボーエンを撃つとエミーを脅迫した。エミーはボーエンを守るために電話を架けたのだ」と説明します。

軍人から銃を奪うことが出来たのは、ボーエンが弱かったからではなく、ケンがすべてを懸ける覚悟をしていたからだったのでしょう。

縄を解かれたボーエンが部下にケンを隔離センターへ送るよう指示してエミーとともに外へ出ると、室内から「床に伏せさせろ」という声が。

続いて銃声。

ケンは処刑されました。

間もなく郡立病院の車が来ます。

患者は助かり、トシロウも回復しました。元気に食事しています。

日系人たちはまだケンのことを知らず、病院職員はボーエンを慈悲深い人だと言っています。

レコーダー?

ボーエンがどれくらいケンの言うことを信じたのか分かりません。

ただ、エミーはお咎めなしで今もボーエンの部下のままです。

厄介な日系人を一人消したと満足顔のボーエンの部屋で、エミーの視線の先にコードがあります。

コードは窓へつながり、窓の下ではレコーダーが回っています。

タイゾウは双子

脱走に成功したチェスターが向かうのは、貧困で手詰まりになったゆうこが自分を預けた教会です。

シスターの目を盗み、探し出した過去のファイルに「タイゾウ・タナベ」という少年の写真がありました。

子供の頃のチェスターでしょう。

同じファイルに「ジロウ」という少年の記録もあり、ジロウは「タイゾウの双子の兄弟」と書かれています。

チェスターは双子でした。

ジロウは、8か月の時に小児病院へ預けられたまま行方が分かりません。

ルースと逃走

脱走チェスターはルースと再会します。

死産して以来気力を失っているルースの「母方のおばあちゃんに会いたい」という希望を受け、ニューメキシコ州アグアヨへ。

祖母一家は、思いがけずやって来たルースを感激を持って歓迎し、ルースに笑顔が戻りました。

このまま東へ向かい、タイゾウとして仕事を探すと言うチェスターをルースが引き留めます。

「家族が多くてやる仕事がたくさんある」というその家にチェスターも暮らすことになりました。

今日も理不尽なゆうこの怒り

収容所で見つけたルース宛の手紙からふたりの居所の分かったゆうこは、ルースの家にやって来ました。

でもそこにいるのは父親だけです。

ゆうこは「私の完璧な世界はどうやったら取り戻せるの」と父親に迫ります。

すると父親は操られるように地図上のアグアヨという地名をペンで囲み、ルースの行き先を教えました。

これでいいはず…ですが、ゆうこはルースを収容所から出した父親を許しません。

父は、ペンを立てた机に頭を打ち付けるようにかかみこみます。

ペン先が右の眼を突き刺し、流れ出す血が地図を染めて行きました。

 

テラ2第7話終了時点の登場人物相関図

ザテラーシーズン2不名誉インファミー登場人物相関図第7話

テラ2第7話「完璧な世界」の感想など

なんだかんだで収容所の厄介ごとに巻き込まれないチェスター

わざとではないでしょうけれども…

この前の日系人意識調査の時には「怨霊が自分につきまとっているのか確かめたい」という理由でガダルカナル島へ行っていて不在でした。

で、ガダルカナルにゆうこが現れ、同僚のアーサーは事故死。

「やっぱり俺か!」

と確認できたチェスター。

なら収容所へ帰って来ちゃダメじゃないの?

チェスターは、ルースの死産を霊の仕業と考えているフシがあり、自分の居場所に関係なく霊が災いをもたらすと判断したのか。。。

ゆうこはある意味チェスター以上にお腹の子の誕生を望んでいたと思いますが…

それはともかく、前回ヤマトさんの知恵を借りてゆうこを焼いています。

実際にはぜーんぜん効いていませんでしたが、少なくともチェスターの頭の中では幽霊問題は解決したことになっているはず。

なのにいつまでもぐずぐずと一日中ボケーっと池かなんか眺めてたりとか、他の人はそれぞれ収容所の中で自分のやるべきことを見つけて働いてるって時にあんたはなんなん?

それで今度は女ですか。

チェスターの脱走のせいで収容所の監視がますます厳しくなる可能性とかは考えないの?

で、結局感染症問題にも絡まずに済んでついてるね。

どうやったらゆうこになれるのか

無敵のゆうこ

うらやましいです

確かに大変な思いをしましたが、大変じゃない人生なんて存在しません。

どうもゆうこを見ていると、何度でも再生できる能力を得るのに必要なのは、客観的に見たときの悲劇度ではなく「ああ酷い目に遭った」と強く思う主観のようです。

とにかく「世界で一番かわいそうなのは自分だ」と思い続けて死ねばああなれるのか。

でもそれだと何度再生したって全然楽しくなさそうだから、やっぱりいいや。

冥界のブラックジャックの手術代も高そうだし。

エミーの復讐がはじまる?

エミーがボーエンの部屋に仕掛けたように見えるあのレコーダーは何なのでしょう?

エミーは、ボーエンの下で働いてはいますが、父親とケンを米兵に銃殺されています。

エミーは怨霊タイプではないですね。

この手でタマぁとったるでというタイプだわ。

ああそう言えば…はじめケンのことスパイかと疑ってて悪かったよホント。

 

次。第8話はこちらに

ザ・テラー S2不名誉第8話あらすじ-チェスターとジロウ呪術再会エミーとボーエン復讐の応酬
【ネタバレ箇所はタップしないと見えないようにしてあります】第8話ではエミーのボーエン少佐への反撃の結果が出ます。一方チェスターはルースと結婚。もはや戦争も日系も関係ないドラマを突っ走っています。結婚式にはユウコが現れ、チェスターを通じて双子の弟ジロウを探し当てます。