ミスター・メルセデス シーズン1第8話「灰の中から」あらすじ感想など

ミスター・メルセデス」は、スティーブン・キング原作ミステリー小説のドラマ化作品です。

ドラマ「ミスター・メルセデス」シーズン1各話のあらすじ感想などをまとめていきます。

今回は第8話「灰の中から」です。第7話はこちらに

ミスター・メルセデス シーズン1第7話「永遠のウィロー湖」あらすじ感想など
【ネタバレ箇所はタップしないと見えないようにしてあります】ホッジスは、メルセデス事件に使われたベンツの持ち主オリヴィアが生前使っていたノートパソコンを預かりますが、パスワードがかかっていてログインできません。芝刈りバイトのジェロームは、アプリケーションを使ってログインを試みようとしますが、その場にいたホリーが、それではPCが動かなくなると言い、違う方法でのログインに成功しましたしかしデスクトップに置かれたファイルが暗号化されています。オリヴィアがこんなことをするはずがありません。
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前回までの登場人物相関図

第7話終了時点で相関図はこうなりました。

タップで拡大してください。

Mrメルセデス第7話登場人物相関図

8話終了時の相関図は下の方にあります

登場人物解説とキャストはこちらに

ドラマ「ミスター・メルセデス」の登場人物・キャストと相関図
ドラマのMr.メルセデスの登場人物まとめです。ドラマと原作小説では名前の違う人、設定の違う人がいます。ここで解説するのはドラマのほうです。相関図はネタバレなし版とネタバレ版の両方を作っておきました。ビル・ホッジス演:ブレンダン・グリーソン正式な名はカーミット・ウィリアム・ホッジス友人はウィリアムの愛称「ビル」で呼ぶ。(原作では「ホッジズ」と表記されている)アイルランド系…というよりアイルランド人。子供の頃アメリカに移住した。45年警察に勤め41年を刑事として過ごした後退職したが、メルセデス事件の犯人を逮捕できなかったことが心残りでならない。離婚した妻との間に娘のアリーがいるが音信不通。酒好きで退職後かなり太ったが、もう何かと捨てているので気にしていない。レコード派なのは、こだわりなのか単なる周回遅れなのか不明。

ミスター・メルセデス第8話「灰の中から」のあらすじネタバレなし版

夕食を作るデボラが、冷蔵庫にあるひき肉に気付きました。

覚えのない肉ですが、まだ傷んではいないようです。

作っていた炒め物と一緒に焼くと悪くありません。

デボラは、地下室に籠っているブレイディを食事に呼びに行きました。

ホッジスは、アイダの車で娘のアリーの入所している施設へ急ぎます。

「まだ退院するな」と伝えるためです。

一方ホリーは、オリヴィアのパスワードを破るのに成功しました。

デスクトップにぽつんと置かれた暗号化ファイルを開くと、オリヴィアの聞いたはずの「声」が再生されました。

 

8話のホッジスレコード曲はこれです(試聴できます)

ミスター・メルセデス第8話「灰の中から」のあらすじネタバレ版

8話を詳細にネタバレしています。

ネタバレを読みたい人はタップしてください。

ネタバレを読む

デボラの料理

慣れない手つきで料理するデボラが、冷蔵庫にひき肉があるのに気付きました。

デボラに覚えはありませんが、炒めていた野菜と一緒に焼いてみることにします。

味見するとなかなかいけます。

地下に籠っているブレイディを食事に呼びますが出てきません。

ブレイディは今、ビデオチャットの最中なのです。

ビデオチャットとアイダ

ブレイディのモニターには、疲れ切った顔のホッジスが映っています。

ホッジスは酒を飲んでいて、あまり話しません。

ジェイニーを愛していたのかとの問いにも答えません。

その時ホッジスの家にアイダが入って来て、チャットは突然途切れました。

「ひとりでいてはだめ」

それが危険と分かっているこの家へ来た理由でした。

ホッジスは、アイダに車を借りて出て行ってしまいます。

留守を尋ねてきたピートイジーは、「大至急ホッジスと連絡を取りたい」と、アイダに名刺を渡します。

「救急車を呼んで」

ブレイディの家では、デボラが苦しみ始めました。

冷蔵庫のひき肉は、ブレイディが作った殺鼠剤入りのハンバーグでした。

ブレイディがようやく地下から出て来た時には、デボラは血まみれ。

あまりの苦痛に唇を噛み切ったのでした。カウンターに毒入りハンバーグのジップパックがあるのを見たブレイディは、何が起きたのかを理解し、デボラの「911」といううめき声に答えてスマホを手にしますが、電話は架けません。

毒を吐きだせるよううつ伏せにさせたデボラは、急に静かになります。

息子の毒による壮絶な苦悶の表情が、ハイスクールではチアリーダーだったデボラの最後の顔でした。

※原作には、この殺鼠剤はストリキニーネと書かれています。

毒性反応のなかでも最も劇的な痛みを伴う症状を引き起こすもののひとつ

ストリキニーネ|Wikipedia

アリーと再会するホッジス

ホッジスが向かったのは、娘のアリーが入所している薬物依存症ケアの施設でした。

ブレイディは、アリーがここにいることを知っています。

施設は厳しく管理されていて外部の者が侵入するのは困難でしょう。

でも退院したら、ブレイディはすぐにそれを察知するはずです。

数年ぶりに会う父親に、「事件の犯人に狙われるかもしれないからまだ退院するな」と言われ、アリーは困惑していますが、ホッジスが許可するまで施設に留まることは了承しました。

ルー、ブレイディに会いに来る

スプリームエレクトロニクスルーが来ます。

昨夜ブレイディは動揺してルーに電話したようです。

あまりに様子がおかしかったので会いに来たのでした。

ブレイディは「母親が狭心症のような発作を起こして大変だった」とごまかしました。

ところでルーは、ロビーを告訴したそうです。

隣人ケネス

ブレイディが仕事から帰ると、近所のケネスが玄関の前に立っています。

メルセデス事件当時に起きた、車に侵入され、駐車位置を移動されるけれども何も盗まれてはいないという不可解な車上荒らしの最初の被害者だった人物です。

以前にホッジスも彼に事情を聞いています。(6話)

宅配の配達員が困っていたから代わりに受け取っておいたという荷物を手に家を覗いていたのでした。

「お母さんは?」と聞かれたブレイディは、「インディアナへ越しました」と答えました。

友人がインディアナで美容院を始めたのでそこで働くことになった。

これで切り抜けるつもりでしょう。

 

家に帰るブレイディのカーステ曲これです(試聴できます)

31歳の抵抗

ホリーと両親は、死んだジェイニーの家に寝泊まりしていましたが、荷物をまとめ始めています。

ホリーは、まだここに残ると強硬に主張し、逃げ込むようにホッジスの家にやって来ました。

この人31歳だったのか…

アリーの空

どうしても母親のところへは帰らないと言い張るホリーは、「泊めてくれないならモーテルに泊まる」と言いますが、「ひとりでモーテルに泊まるのは初めて」とも。

結局ホッジスが折れ、アリーの使っていた部屋にホリーを寝させることにしました。

部屋の天井には、青空に浮かぶ雲が描かれ、灯りを消すと星空が現れます。

アリーのためにホッジスが作ってやった空でした。

パスワード「willowlake」

朝。

ホッジスが目覚めるとダイニングで話声がします。

ホリーとジェロームでした。

オリヴィアのファイルのパスワードを探り当てたホリーがジェロームを呼んだのでしょう。

それは音声ファイルでした。

人々の悲鳴に混じって「私の赤ちゃんを殺したわね」と叫ぶ女性の声も。

メルセデス事件の被害者の声です。

その絶叫を3度繰り返し、ようやく再生は止まりました。

ホリーによるとそのPCには、立ち上がっている間は遠隔操作で何でもできるファイルがインストールされているとのこと。

でも初めは、直接パソコンに触れてインストールしているはず。

それが出来る人物は限られています。

いつインストールされたのか調べれば…

そこまででした。

ホッジスは、続きは警察に任せると宣言し、ふたりともこれ以上事件に関わらないよう言い渡します。

ブレイディ宅の2階

ブレイディは、2階のベッドへ運んだデボラの遺体と一緒に寝ています。

もう蠅が近寄ってくるようになった遺体の顔は、死んだ時と変わらず目を見開いた苦悶の表情のまま。

「違う人生を生きて見たかったけど、もういらない。これ一度でいい」

ブレイディは、デボラにそう言います。

「この人生ももうすぐ終わる。最後にもう一度誰もが認める最高傑作を完成させたらまたママに会える」

美術館の着工式が近づいています。

エンディング曲はこれですが、アーティスト不明です。

 

「Mr.メルセデス」使用楽曲リストはこちらに

ドラマ「ミスターメルセデス」の音楽-使用曲BGM挿入歌リスト
ドラマMr.メルセデスの中で使われている曲をまとめておきます。どの曲もアマゾンで試聴できます。第1話「嘲笑う男」使用曲S1E1ホッジス曲ピートの電話で起こされたホッジスが身支度している時にかけているレコードの曲A Well Respected Man by The KingsS1E1ブレイディ曲初登場時のブレイディが車で聴いている曲Pet Sematary by Ramones1話スタッフロール曲Laugh  by Hammer Damage第2話「ゲーム開始」使用曲

ミスターメルセデスシーズン1第8話までの登場人物相関図

8話時点での登場人物とそれぞれの関係はこうなりました。

相関図でネタバレしてしまうので、未見の人はあまりよく見ないほうがいいかも。

↓タップで拡大してください。

Mrメルセデス8話登場人物相関図シーズン1

Mr.メルセデスS1第8話「灰の中から」の感想など

アイダという得難い隣人

アイダの親身さの光る回でした。

ジェイニーは、ホッジスの車で死にました。

自宅も安全とは思えないはずですが、心配して来てくれる隣人ってそうはいないと思います。

ピートとイジーが、ホッジスと連絡を取りたいと言っている場面のアイダは、鼻白んだ顔をしています。

ただの世話焼きのオバさんなら、警察に協力を頼まれたらふたつ返事でそれを引き受け、しなくていいことまでしそうなものですが、この時のアイダは違いました。

ホッジスにしてみれば、以前から周囲で起きる怪しい出来事を話していたのに真面目に取り合わなかった警察に今さら「大至急」と騒がれても、気持ちよく応えられるものではありません。

そんなホッジスの心情をアイダが代わりに表現してくれているように見えます。

「仕方ない」と言うホッジスに「アイルランドの男はみんなそうなの?」とはっぱをかけてくれるところも、「もう死んだも同然」と言うホッジスに「あなたは元気よ」と目を覚まそうとしてくれるところもすごくいいです。

ホッジスは、いい加減アイダの良さに気付けよ。

予想していたことの中の予想外

ブレイディの毒入りハンバーグをデボラが食べてしまうであろうことは、大体予想がついていた人が多いと思います。

でもあんな壮絶なシーンを見ることになるとは…

ブレイディが家に帰ったら死んでた。みたいな展開になると思っていたので、救急車を呼ぶのをやめるだとか、そんなことまで起きるとは思いもしませんでした。

ブレイディはこれまで、憎い相手と憎くもなんともない相手を殺したことはありましたが、たった一人の愛する人まで殺してしまいました。

最後にデボラに話している言葉から、ブレイディは「何か」をして死ぬつもりでいるように感じられます。

どうしてこういう人って自分一人が死ぬことを考えないのでしょう。

後世に名を残したいならさ、誰も考えつかないような独創的な方法で死ねばいいじゃん。

殺人のマスターピースよりも自殺のマスターピースを…

ああ。これもダメですね。マネする人が現れて社会問題化するわ。

 

第9話はこちらに

ミスター・メルセデス シーズン1第9話「アイスクリームマン」あらすじ感想など
【ネタバレ箇所はタップしないと見えないようになっています】第8話終了時点で相関図はこうなっています。ホリーは、オリヴィアの家でスプリームエレクトロニクスのショップカードを見つけました。オリヴィアのPCを修理したのもこの店かもしれません。ホッジスとピート、イジーが店を訪れ、ロビーからオリヴィアの担当者はブレイディというスタッフだと聞きます。写真を見るとそれはアイスクリームマンでした。

「Mr.メルセデス」シーズン1は全10話。残り2話です。