MAGI-天正遺欧少年使節

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「MAGI-天正遣欧少年使節」登場人物キャストとあらすじ感想ネタバレなしダイジェスト版

Amazonオリジナルドラマ「MAGIマギ-天正遣欧少年使節てんしょうけんおうしょうねんしせつ」を見ました。 「MAGI」とは新約聖書の東方三賢人のことで...
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「MAGI-天正遣欧少年使節」4人のその後

Amazonオリジナルドラマ「MAGIマギ-天正遣欧少年使節てんしょうけんおうしょうねんしせつ」は実話をもとにした創作です。日本へ帰った少年たちがどうなったのか、ある程度は分かっています。 帰国後秀吉と謁見し、西洋音楽を披露するなど欧州の報告をしたところ、秀吉は4人を気に入り、仕官になるよう勧めたと言います。帰国直後はまだ、追われたり逃げ隠れしたりするような状況ではなかったようです。でもその後状況が好転することはなく、キリシタンの苦難は深まる一方でした。
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「MAGI-天正遣欧少年使節」第10話最終回あらすじ感想-問い続けるということ

私はクリスチャンではありません。十字を切ることもロザリオを握ることもありません。これからもしません。でも法王の「祈りとは問うこと」と言う言葉を聞いた瞬間からボロッボロに泣いてしまいました。私はずっとずっとその言葉を聞きたかったのだとさえ思いました。誰もがそうであるように、私も正しい生き方について考えてきました。大人になり、どうやら生き方に正解はないらしいと思うようになると、では何歳になっても、どれほどの経験をしても、正解の分からない未熟者でいるほかないのかと愕然。
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「MAGI-天正遣欧少年使節」第9話ヴァチカン篇あらすじ感想-ローマ法王が少年たちに与えたもの

少年たちは、旅する中で大人の汚さをたくさん見せられました。一度は首にかけたロザリオをちぎって捨てたマンショの心にあったのは失望です。カトリックへの失望ではありません。大人たちへの、この世界への失望です。命がけの旅は、少年たちを傷つけるだけの結果に終わるかもしれませんでした。真実を求める彼らの心で消えかかっていた火が法王によって再び明るく灯ったことでしょう。同時に、生きることがどれほど大儀であるか思い知ったことでしょう。
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「MAGI-天正遣欧少年使節」第8話ローマ篇あらすじ感想-法王に会う理由

「法王に聞きたいことがある」というマルティノの言葉は画期的でした。日本人奴隷のことを知った時でさえ、特に怒りを示さなかったマルティノは、合理的な考え方をする人で、無意味に思い煩ったりしません。かわりに、やれることがあるなら確実にそれをします。ガリレオを異端諮問所へ召喚している張本人に会える機会があるなら必ず会い、聞くべきことを聞くのが彼の流儀です。旅をするうちに少年たちの心に湧いたキリスト教への疑問。法王に直接問うことなど思いもしなかったでしょう。でも問いを投げかける相手として法王以上にふさわしい人はいません。
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「MAGI-天正遣欧少年使節」第7話フィレンツェ篇あらすじ感想-ビアンカ公妃の舞踏会とマンショの身元

少年たちがトスカーナ大公と謁見しビアンカ公妃に舞踏会に招かれます。ぎこちなく踊る4人の表情が少しずつほぐれていく楽しい場面です。ローマは目前。マンショが物乞いの子だとヴァチカンに知られ、メスキータは「旅は終わりだ」と言います。しかしその頃街では東方から三賢人がやって来たと噂が広まり、外では「MAGI」と連呼する声がしています。
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「MAGI-天正遣欧少年使節」第6話フィレンツェ篇あらすじ感想-熱病とガリレオ

ジュリアンは長崎で、伝染病患者の看病を買って出て命を落としたキリシタンを見ていたく感動したと言っていました。この話をするジュリアンには、重要な視点が欠けています。看護を受けた患者の心情です。なにもジュリアンが若く未熟だったから分からなかったと言うのではありません。大人でも気付きにくい苦悩は、実は社会のあちこちに存在します。十代の半ばでこれほど辛い体験をした少年にかけられる言葉もありません。私は宗教というものを多少冷めた目で見ている人間ですが、今のジュリアンを思うと、彼に祈りというものがあってよかったなと思います。
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「MAGI-天正遣欧少年使節」第5話マドリッド篇あらすじ感想-刺客とロザリオ

地中海を渡る船の船室にボラードが鎖を持ってやって来ます。ボラードは、「誰もここへ入れないように」と言い、鎖で入り口をふさげと指示して甲板へ上がって行きました。しばらくすると大砲のような音が。船は海賊船に襲われているようです。 俺も戦う。死んでもいいのだと甲板へ出ようとするミゲルをマンショが力ずくで止め、少年たちは砲撃がおさまるのをじっと待ちます。どれくらいたったでしょう。
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「MAGI-天正遣欧少年使節」第4話リスボン篇あらすじ感想-フィリペ2世と信長の刀

フィリペ2世はとうとう日本刀を抜きました。喉元に真剣を突きつけられても顔色一つ変えないマンショにますます王は怒り、斬りつけてきます。マンショがそばにあった燭台で刀を受けると、燭台がふたつに折れました。フィリペ2世は、日本刀の強靭さに驚き、毒気を抜かれたようにその刃を眺めでいます。「この刀を贈った者に会いたい」と言う王は、信長が謀反で死んだと知ると思案顔になり、とても意外なことを話し始めます。
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「MAGI-天正遣欧少年使節」第3話ゴア篇あらすじ感想-ミゲルの憤り

第3話では、ミゲルが大きな疑問にぶつかります。ミゲルを傷つけているのは、奴隷の存在それ自体よりも、「大人たちは都合の悪い現実から目をそらす言い訳を心得ていて、尊敬していたパードレも汚れた大人と変わらない」という事実です。ヴァリニャーノはそれを分かっているから答えられなかったのでしょう。ヴァリニャーノが熱に浮かされながら、自分の行為を自問していたと聞いたマンショが、旅を続けようと思い直すのは、この作品を象徴するようなエピソードです。少年たちは問い、大人たちは訳知り顔で答えるものです。でもそれが本当の答なのか。なぜ簡単に答えられるのか。答えないのが一番正直な答ではないのか。