キャッスルロックの謎考察のヒント-スティーブン・キング関連作品集

キャッスルロック」は、スティーブン・キング作品に度々登場してきた架空の町キャッスルロックの物語で、過去作の集大成のようなドラマです。

ドラマの中で過去のキャッスルロックの事件が語られることもありますし、青年の正体を探るヒントになりそうな作品もあります。

ヘンリーって実は…と感じる作品も。

関連作品をまとめておきます。

////週末セール情報////

 

ミスターガラスetcがレンタル100円@Amazonビデオナイト

キャッスルロック謎の青年の正体候補本命作品

WOWOWのキャッスルロック放送には、各話の終わりに解説動画がついています。

その中で青年の正体のヒントらしきことが何度か語られます。

中でも一番注目されるのがチェスの駒のひとつでもある「クリムゾンキング」。

キング作品に度々登場するチェスの駒。キャッスルロックでは、ヘンリーの母ルースが、時制を明確にするツールとして家のあちこちにチェス駒を置いていました。

クリムゾンキングと呼ばれる王の支配する闇の世界がこちらの世界を攻撃してくる物語が「ダークタワーです。

「ダークタワー」には、「青年ってこれかな?」と思えるものが登場します。

ダークタワーのあらすじ

(キングの)宇宙には幾多の世界が同時に存在します。

それぞれの世界を中心でつなぐダークタワーは、侵入しようとする外敵から宇宙を守っています。

闇の王クリムゾンキングがこちらの世界へ手下を忍び込ませ、超能力を持つ子供をさらって行くのは、彼らの能力を悪用してダークタワーを攻撃するため。

塔はまだ倒れていませんが、攻撃を受けるたびに世界には小さな裂け目ができ、そこから闇の住人が侵入してくることも。

NYに暮らす少年ジェイクは、悪夢に悩まされています。

いつも現れては、世界を闇と炎に包んで消えていく黒衣の男

男の仲間たちは、人間と同じように見えますが、首筋に皮膚の継ぎ目があり、人の顔をかぶっているのだと分かります。

顔の下の顔は、毛のないグレーの獣のような顔…

ジェイクの夢は、「輝き」と呼ばれる強い能力によるものでした。

夢で見た景色を追って中間世界へスリップしたジェイクは、銃の達人ガンスリンガーに出会い、ともに黒衣の男たちを倒そうとしますが、黒衣の男は、ジェイクの持つ特殊な能力こそダークタワー崩落の切り札だと確信します。

…輝きの能力?シャイニング?

キングの「シャイニング」については一番最後に書いています。

1991年に何かが起きる作品

ドラマ「キャッスルロック」は、1991年の少年失踪事件に端を発する物語です。

WOWOW解説動画を見ていると、キング作品でキャッスルロックの町を舞台とするもののうち、91年の出来事を扱っている作品には、何かドラマ「キャッスルロック」と関連するところがあるようにとれる口ぶりなので、91年ものを挙げてみました。

ニードフルシングス」では91年にキャッスルロックに現れて消えた謎の男が「まだ来る」と言い残しています。

ダーク・ハーフ」では、主人公の小説家がもうひとつのペンネームを捨て、架空の作家スタークを葬り去ったのが91年でした。

どちらの作品にもアラン・パングボーンという保安官が登場します。

ニードフルシングス


キャッスルロックへ越してきた老紳士リーランド・ゴーントの骨董屋「ニードフルシングス

ゴーントの店には、客の欲しいものが必ずあります。まるで心を覗いたよう…。

商品を手に入れるには、ゴーントの依頼する嫌がらせをしなければなりません。

でもニードフルシングスで提供される品の魅力は抗いがたく、住人たちは、店主に言われるがままに罠を仕掛けたり、犬を殺したり、家をめちゃくちゃにしたりします。

嫌がらせを受けた者には真犯人が分からず、仲の悪い住民がやったと誤解して復讐するので、町からは秩序が消えてしまいます。

争いごとが絶えず、教会は爆破され倒壊、殺人も起きました。

狂乱のキャッスルロックでひとり冷静なアラン・パングボーンの必死の説得により、住人たちが目を覚ますと、ゴーントは町を出て行きました。

今回は失敗だ。だがまた来る」と言い残して。

1991年の出来事です。

ダーク・ハーフ

脳の中に部分胞状奇胎の双子の片割れを内包して生まれたサッド・ボーモント

子供時代、なぜか突然頭の中の胞状奇胎が発育しはじめ、取り除く手術を受けたことがあります。

成人したサッドは小説家で、妻と一組の双子の4人でキャッスルロックに暮らしています。

純文学作家サッドは、ジョージ・スターク」というもうひとつのペンネームでバイオレンス小説も書いています

スターク名義の小説はヒットを続けますが、二重ペンネームがすっぱ抜かれそうになり、サッドは、自分がスタークであると公表に踏み切ります。

出版社はジョージ・スタークの墓を作り、この話題を宣伝材料としてアピール。

墓標にはジョージ・スタークの名とともに「1985-1991」と刻まれています。

その日からサッドの関係者が次々斬殺され、サッドは、「スタークが現実化し、自分を葬った者たちを殺しているのだ」と考えますが、あまりに信じがたい話です。

保安官のアラン・パングボーンは、サッドが連続殺人犯だと疑っています。

青年と関係がある可能性はほとんどないけどキャッスルロックが舞台でドラマの中でネタに触れている作品

以下の作品には、ドラマ「キャッスルロック」の謎を解くヒントらしきものは見当たりませんが、舞台が同じキャッスルロックで、かつ作中の事件がドラマ「キャッスルロック」で語られる作品なので挙げておきます。

デッド・ゾーン」は、「キャッスルロック」2話のナレーションで、町の忌まわしい過去の出来事として語られる「あの絞殺魔のことも…」の元ネタ。

スタンド・バイ・ミー」は、同じく2話の「線路脇で死体が見つかった年だ」の元ネタです。

2話のナレーション(レイシー所長の独白)はこちらに詳しく書きました。

「キャッスルロック」シーズン1に残された12の謎を考察-S2制作決定してます
ドラマ「キャッスルロック」シーズン1は全10話の作品ですが、謎は全然解けていません。むしろ増えてるくらい。シーズン1で残された謎をまとめておきます。1 キャンドル彫刻の人形2:モリーの砂時計:レイシー所長はなぜ青年にヘンリーを呼べと言ったのか4 キャッスルロックの守護者5森のデジャルダン6 ルースの家の銃声7 森のオーディン8 青年はなぜレイシーの車が必要だったのか10 ウェンデルがルースから聞いた父ヘンリーの話とは11 ハーモニーヒル墓地の墓には誰が?ジャッキーはルースに何を飲ませた?青年の本当の正体

デッド・ゾーン


交通事故に遭った教師ジョニー・スミスが、昏睡から目覚めたのは5年後でした。

目覚めたジョニーには触れた相手の過去や未来のよくないことが見える能力が備わっていました。

ジョニーは、その能力で隣町キャッスルロックの連続殺人犯をあぶり出しますが、逮捕の過程で犯人が自殺し、犯人の母親までが射殺されるのを目の当たりにすると、自身の力を呪うようになります。

以来人を遠ざける生活を続けるジョニーは、選挙キャンペーンで町を訪れた政治家と握手した時、彼が世界を破滅へと追いやる未来を見てしまいます。

スタンド・バイ・ミー


キャッスルロックの町では3日前からブラワーという少年が行方不明になっています。

夏休みの少年たちは、ブラワーが列車にはねられ線路の脇に転がっていることを偶然知り、死体を探しに行こうと決めます。

死体のあるハーロウ・ロードまでは32キロ。

親に内緒の冒険は思いがけない困難の連続ですが、少年たちは、死体を目指して歩きます。

青年の謎とは今のところ関係ないけれども外せない作品

謎解きのヒントが隠されているふうはありませんが、ドラマ「キャッスルロック」のスタート地点ショーシャンク刑務所は、そのまま「ショーシャンクの空に」で主人公が収監された場所です。

ドラマ1話では、看守のザフレスキが新たに赴任した女所長ポーターに「昔の所長ノートンが所長室で自殺した時の弾痕が残っている」と話しています。

このノートン所長が、「ショーシャンクの空に」時代の所長です。

「ショーシャンクの空に」のあらすじ

若き銀行副頭取アンディが無実の罪で終身刑となり、ショーシャンク刑務所に送られます。

アンディは、調達屋レッドチェスの駒を彫刻するノミが欲しいと依頼。刑務所でひとり別世界を生きる存在です。

財務の知識で看守の相談に乗るうち、所内で頼られはじめ、所長のノートンは、不正会計で私腹を肥やし、その隠蔽の一切をアンディに任せるようにさえなりました。

そんなある日、入所してきたトミーがアンディの冤罪を晴らす真犯人を知っていることが分かります。

アンディは、所長に「真犯人を告発したい」と訴えますが、不正のすべてを知るアンディをショーシャンクから出すことのできない所長は、その訴えを握りつぶし、証人であるトミーを殺してしまいます。

アンディが生きて刑務所を出る道は閉ざされたかに見えましたが…。

ジャッキーのおじさんが突然殺人鬼になる作品

キャッスルロックの陰惨な歴史を面白がっていて、何も起きないことを退屈だと言うジャッキー・トランスは、異色の住人です。

「キャッスルロック」の登場人物についてはこちらに

「キャッスルロック」の登場人物相関図とキャスト
ドラマ「キャッスルロック」の登場人物です。相関図はシーズン1での物語の設定で作っています。シーズン途中で死んじゃう人もいますが、そうしたことは書いていません。ドラマを見る前に相関図見ちゃっても平気です。ヘンリー・マシュー・ディーヴァー演:アンドレ・ホランドキャッスルロック出身で現在はテキサスで弁護士をしている。子供の頃行方不明になり、11日後にパングボーン保安官に発見された。父マシューは、失踪したヘンリーを探す途中結氷したキャッスルレイクに落ちて死亡。町ではヘンリーがマシューを殺したのではないかと噂されている。

ジャッキーの話す「おじさんがスキー場で突然妻と子を殺そうとした」という事件は、キングの「シャイニング」の物語で、ジャッキーのおじさんとは、シャイニングの主人公ジャック・トランスのことでしょう。

シーズン1最終話のラストでジャッキーは「一族の歴史をたどって西へ行く」と言っています。

「シャイニング」の舞台はコロラド州なので、キャッスルロックのあるメイン州からコロラドへ行くということなのでしょう。

キャッスルロック-メイン州

ジャッキーは、サイドストーリー的に差しはさまれるシャイニング事件の関係者というだけの立場なのか、ドラマの核に関わっていく人物なのか、シーズン1終了時点ではまだはっきり分かりません。

ただ「シャイニング」がドラマの関連作品であることは間違いないでしょう。

「シャイニング」のあらすじ

山の上に建つオーバールックホテルは、冬季に閉鎖されると春までは社会から遮断されます。

その立地がそうさせるのか、ホテルに何かが潜んでいるのか、以前の管理人は発狂し、家族を斧で斬殺した末自殺しています。

新しい管理人はジャック・トランス

昔の事件など気にも留めない態度のジャックでしたが、すぐにホテルの妖気にやられ、妻子に斧を振り上げます。

雪の中を逃げる息子ダニーは、父ジャックが雪道についた足跡をたどって追ってくることに気付くと、その足跡を利用してジャックを追い詰め、難を逃れます。

「シャイニング」とは、ダニーの持つ不思議な能力のことです。

シャイニングと輝きとダニーとジェイクとヘンリーと雪の足跡

シャイニングのダニーは、雪道についた自分の足跡を逆にたどって身を隠し、父から逃げ切りました。

これは、「キャッスルロック」で少年ヘンリー・ディーバーが森で父から逃げるためにしたのと同じことです。

ダニーの能力は「シャイニング」、ダークタワーのジェイクの能力は「輝き」で、ジェイクはクリムゾンキングの率いる闇の使者から世界を守ろうとする少年です。

そしてダニーとヘンリーの取った同じ行動。

ヘンリーは、父には聞こえなかった森の音を聞くこともできました。

ドラマ「キャッスルロック」では、超自然的な力を持つのは青年やモリーで、ヘンリーは平凡な人のように描かれていますが、もしかするとヘンリーこそが最も強い力を持つ人物で、闇の力からダークタワーを救う…?

飛躍しすぎな気もしますが(笑)

考察はすべて私の妄想なので、あまりあてにしないで下さい。

「キャッスルロック」シーズン2へ持ち越された謎はこちらにまとめました

「キャッスルロック」シーズン1に残された12の謎を考察-S2制作決定してます
ドラマ「キャッスルロック」シーズン1は全10話の作品ですが、謎は全然解けていません。むしろ増えてるくらい。シーズン1で残された謎をまとめておきます。1 キャンドル彫刻の人形2:モリーの砂時計:レイシー所長はなぜ青年にヘンリーを呼べと言ったのか4 キャッスルロックの守護者5森のデジャルダン6 ルースの家の銃声7 森のオーディン8 青年はなぜレイシーの車が必要だったのか10 ウェンデルがルースから聞いた父ヘンリーの話とは11 ハーモニーヒル墓地の墓には誰が?ジャッキーはルースに何を飲ませた?青年の本当の正体