熱海の捜査官-謎解きのヒント(かもしれない)ポイント備忘録,車のナンバー時計の文字盤etc

謎まみれのまま完結した「熱海の捜査官

一応解決した謎、放りっぱなしの謎、どちらもたくさんあって疑問だらけ。

見た人が自由に想像してくださいということでしょう。

それにしたって謎多すぎ…

考察材料のまとめとして全8話のから解読のヒントになるかもしれない(ならないかもしれない)要素をピックアップしました。

「熱海の捜査官」の謎をとにかく全部リストアップしたものはこちらに

「熱海の捜査官」解決/未解決の謎を整理したら分からな過ぎていっそ忘れたくなった(笑)
2010年に放送されたTVドラマ「熱海の捜査官」は、4人の女子高生を乗せたスクールバスが消えた事件の真相を追う物語です。 全8話で完結してはいるのですが、...

ヒントかもしれないポイント

車のナンバー

永遠とわの森学園のバスは4392でした。

この数字は「黄泉よみの国」と読めます。

永遠の森学園のバスは、3年前の事件で消失していて、ドラマの展開する時に使われている車両は別モノなはずですが、どちらも「4392」でした。

星崎、北島の乗っている広域捜査官の車は7292

これは「なかくに」でしょう。

中つ国(中津国とも)とは…

日本神話では、世界には神々の住む高天原たかあまはらと死者の暮らす黄泉の国があり、その間にあるのが中つ国とされています。

平たく言ったらこの世のことです。

1話で星崎北島拾坂じゅうさか犬塚の4人がボリュームで食事している時に、永遠の森学園の環境は「天国か地獄か」という話になり、拾坂が「中つ国なんじゃないの」と言っています。

参考:中つ国|Wikipedia

深読みすると、永遠の森学園は死後の世界とつながっている、あるいは死後の世界そのものであるともとれますし、そうではなくスクールバスは最初から死後の世界、ラインの向こうへ行くための乗り物だったという意味にもとれます。

対する広域捜査庁の車両は中津国。

こちらは、広域捜査庁はあくまで地上の世界に属する組織であると主張しているように見えます。

星崎はドラマがスタートした時点でもう死んでいたものと解釈していましたが…

車のナンバー

ナンバーは、実際の生死というより乗る人の意識のほうを表しているのかもしれません。

星崎は自分が生きていると思ってあの車に乗っていたはずです。

スクールバスの運転手新宮寺しんぐうじは、椹木さわらぎみこの部屋に侵入して椹木が死の謎を解明する計算式を書いたノートを探していたとみられ、バス消失事件よりも前から死に強い関心があったものと思われます。

もしかするとずっと前に死んでいて、自分が死んでいるのかいないのか確かめたかった可能性も…

いまいちすっきりしませんが…

南熱海警察署の車両のナンバーは5963

空と海と虹の会のバンは4649、南熱海興行(朱印頭の組)のバンは4645でした。

鑑識の坂全の乗って来たバン車は8686

南熱海警察署(5963)と坂全(8686)、空と海と虹の会(4649)はダジャレ系のナンバー。

南熱海興行は、いい数字を思いつかなったからとも考えられますが(笑)、空と海と虹の会に隣接する数字は、いずれ同団体に代わって自然保護に尽力するようになることを暗示していたかもしれません。考えすぎ?

2222というナンバーがないのがちょっと意外でした。

時計の文字盤

熱海の捜査官-時計の文字盤

南熱海署の会議室の壁にかけられた時計は文字盤が逆になっています。

(3が左側に、9が右側にあるってことです)

あの警察署ならありそうなことなのですが、空と海と虹の会の時計も文字盤が逆なのです。

これはどうしたわけでしょう?

空と海と虹の会は、地下に行方不明の三少女が眠っている場所でもあり、暗示的なアイテムがあってもおかしくないのですが、同じものがあの南熱海署にあるというのがどうも…

なんというか…

南熱海署の時計が逆→おふざけ要素の強い場所だから納得

空と海と虹の会の時計が逆→代表平坂の人体蘇生への執念は、ある意味時間を逆行させようとしていることでもあるので納得

と、どちらも納得できるのに納得の根拠が違うので気持ち悪いのです。

車のナンバーもどちらもダジャレ系ですし、なんとなく不思議です。

空と海と虹の会は南熱海署と同じカテゴリーなの?

南熱海署も、怪しいと思って思えないこともないのですが…

他にも逆の時計があるかもと思って確認してみましたが、上記の二か所以外には逆の文字盤は発見できませんでした(見落としていなければ)

南海荘もボリュームも普通の文字盤ですし、最後に平坂の搬送された病室の置時計も正位置です。

星崎の腕時計も正位置でした。

星崎が「もちろん時間の流れはどこも同じじゃないですけど」とあっさり言う場面があります。(2話)

どこの時計が逆になっているかは大した問題ではなく、星崎の言うようにこの世界では時間の流れが一律ではないということを表現しているのかもしれません。

あるいは、なーんにも意味はないのかもしれません(笑)

蛇川方庵じゃがわほうあんのシャツと南熱海興行の壁の「相馬の古内裏」

冒頭でバスの経路に倒れている老人蛇川方庵のシャツにプリントされているのは、桜と歌川国芳の「相馬の古内裏」をミックスしたものです。

同じ絵が、南熱海興行の朱印頭の部屋の壁にも飾られています。

山東京伝さんとうきょうでんの書いた物語の1シーンを描いた絵で、本来はぞろぞろとたくさんの骸骨が出てくる場面を巨大な一体の骸骨で表現しています。

本当は3年前に死んでいた蛇川と朱印頭組…

やっぱり朱印頭も死んでいるように感じられてなりません。

そう感じる理由と、でもやっぱり違うのかと思う理由はこちらに

 

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ヒントとかじゃないけど「お!」となるポイント

三木聡監督映画「イン・ザ・プール」ネタ

第1話で星崎と北島が東雲に面会しに行った病院の院内放送が「精神科の伊良部先生~~」と言っています。

精神科の伊良部先生といえば、同じ三木聡氏の監督した映画「イン・ザ・プール」の主人公。

第2話では東雲がいなくなった病院に駆け付けた星崎が階段を駆け上がる場面で「田口哲也様、精神科外来まで~~」とアナウンスされています。

田口哲也とは、前述三木聡監督作品「イン・ザ・プール」に登場する慢性勃起症患者の名前です。

伊良部医師役は朱印頭の松尾スズキ氏、慢性勃起症にかかったのはオダギリジョー氏でした。

Amazonチャンネルのシネマコレクション by KADOKAWA対象作品です。

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