熱海の捜査官-登場人物の謎-生きてるの?死んでるの?何がしたいの?リスト

2020年1月5日

ドラマ「熱海の捜査官」の考察材料を整理しています。

登場人物はそれほど多くないドラマですが、考えるうちに全員がどこかおかしいように思えて来て…

舞台となる南熱海では、死んだ人も普通の人と同じように生活している…と私は解釈しました。

ここは皆さん異論のないところと思います。

そうなると気になるのは、どの人が死んでいてどの人が生きているのかです。

また、生きているにしろ死んでいるにしろ何を目的として行動しているのか疑問な人物も…

登場人物をひとりずつ確認していきます。

広域捜査庁

星崎剣三(ほしざき・けんぞう)

演:オダギリジョー

星崎は死んでいると思います。

星崎の生死については、多くの人が同じように考えているのではないかと思います。

死んでいると気付かずに現世で生活していて、ドラマの最後にゴーギャンの絵の前でそれに気付き、東雲と一緒にラインを超えようとバスに乗ったのだと。

ここも同じように感じた人が多いんじゃないかと。

Yes/Noランプだのダウジングだの潜在意識にある事件の本質を表すキーワードだのを用いて事件を解決する能力が死んでいることと関係あるのかどうかは分かりませんが、実は星崎はある意味簡単なキャラなのです。

北島紗英(きたじま・さえ)

演:栗山千明

過度に個性的な面々の中で孤軍奮闘する常識人北島は、ひとりだけあの町に融合していないように見えます。

南熱海が通常と違う場所なので北島が異質に感じられるのですが、でも頑張って北島も死んでいると思える要素を探すと…

「熱海の捜査官」にはやたらと長い髪の女性が多いという特徴があります。

教師の敷島が筆頭ですが、病院看護婦にも腰に届きそうな長さの人が。

行方不明だった三少女が救出されたときの髪が長いのは、眠っている間髪を切っていなかったからと思いますが、なぜ他の人までこんな長さなんだろうと、ちょっと不思議です。

3年前、バスが消えた時の敷島の髪は顎くらいまでの長さです。

1話4分40秒あたりで確認できます

事件後一度も髪を切っていないとちょうど今の敷島くらいの長さになるはずです。

で、

北島の髪は、敷島と同じくらい長いのですよね…

ちょっとだけ不思議です。

そこで逆に北島だけが死んでいて他は全員生きてると仮定して考えてみたのですが、全然つじつま合いませんでした(笑)

北島は生きた人でしょう。

素子さん(もとこ・さん)

熱海の捜査官登場人物素子さん

星崎がいつも電話している相手素子さんは実在の人物でしょうか。

北島が南海荘の主人に「私たちの先輩でめちゃめちゃできる人だった」と説明する場面があります。

「美人?」と聞かれて頷いてもいます。(5話28分あたり~

素子さんという人は本当にいたのでしょう。

星崎は頻繁に素子さんと電話で話しています。いつも星崎から電話しているわけではなく、星崎が電話に出て「ああ、素子さん」と言ったこともあります。

たとえば2話で、病院の階段を登る星崎が素子からの電話を受けています。

熱海の捜査官 2話 ←43分あたりです。

ただ、受発信の際の携帯の液晶が映ったことはありません。

星崎の携帯に「着信:素子さん」と表示される場面はないということです。

上述の「ああ素子さん」の時も、電話のベルの音はありませんでした。

そすうると星崎の素子さん電話は、実はどこにもつながっていない可能性が残ります。

素子さんはもう死んでいて、それを受け入れられない星崎が電話の向こうに素子さんがいるという気持ちでしゃべっているのかとも思ったのですが、ちょうど星崎が素子さんと話している時に北島が星崎に電話すると話し中になりました。(5話28分あたり

素子さんと話す星崎は、少なくとも「どこか」とは通話しています。

ただ、生きているのかどうか…

「熱海の捜査官」の世界では、死んで何年もたつ人が見世物小屋で歌っていたりします。

電話くらい朝飯前。

星崎が、単独で危険な捜査に踏み切った北島に「君を素子さんと同じ目に遭わせたくない」と怒ったことがありました。

素子さんの身に何かとてもよくないことが起きたことがあるのは確かです。

その出来事で死んだとしても、素子さんと電話している星崎を北島がまったく異常に感じていないことから、素子さんは、蛇川と同じように生きた人間と変わらない見た目で暮らしているのでしょう。

坂全(さかぜん)

演:田中哲司

東京では大事件があったはずで、そんな時に広域捜査庁鑑識のエースと呼ばれる坂全が3年前の事件の捜査にやって来たことは、やや不思議ではあります。

この人は南熱海でどこに宿泊していたのでしょうか。

星崎と北島のいる南海荘にはいません。

それでも、死んでいると考える根拠としては弱く、この人は生きていると思います。

 

小説「熱海の捜査官」もあり(ドラマのノベライズです)

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南熱海警察署

拾坂修武(じゅうさか・おさむ)

演:松重豊

拾坂って、実はかなり不思議です。

不審と言ってもいいくらいのことが2度ありました。

ひとつは、レプス陶芸クラブの洲崎すざき道代から椹木さわらぎみこに関する情報を聞き出し、ものすごくびっくりしていたのにそのことを警察署の誰にも話さなかったことです。(3話7分15秒あたりから

道代の話なので、びっくりするほどどうでもいいことだったのかもしれませんが、拾坂にはもう一件あって…

3年前のバス消失時、道に倒れていた老人蛇川じゃがわの証言を握りつぶしたように見えることです。

後に蛇川は、あの時なぜあそこにいたのか、事件後の事情聴取で何度も拾坂に話したと言います。

ところが拾坂はそれを覚えていないのです。(6話21分15秒あたりから

こんな重要なことを何度も聞いたのに忘れていてそのまま?

本当に忘れていたのでしょうか。

ならば道代から聞いた椹木の秘密も聞いたきり忘れていただけなのでしょうか。

ちょっと納得しかねます。

私の想像力の及ぶ範囲での仮説としては

  • 拾坂は南熱海がどんな場所か知っていて、それはよその警察に知らせるべきことではないと考えている
  • むしろ南熱海の情報が他所に漏れるのを防ぐために警官として働いている

レストラン「ボリューム」のウェイトレスが、「秘密が多すぎる」という理由で拾坂と別れたのだと暴露する場面があります。

拾坂は、南熱海の秘密を守る役割の人?

でもそれならもうちょっと捜査を妨害することがあってもよさそうなもので…

星崎が「この町の人は無意識に事件をかく乱しようとしている」と話す場面があります(7話39分あたり

拾坂の物忘れも無意識のかく乱のひとつなのでしょうか。

どうにも気になりますが、拾坂自身が死んでいると判断する材料は見当たりませんでした。

熱海の捜査官登場人物拾坂

桂東(けいとう)

演:ふせえり

「?」と思うポイントがあるとすれば、もうすぐ事件が解決しそうになった頃、星崎に「あと何回対決できるんですかね」と聞いた日、星崎を見送る顔つきが物言いたげだったことくらいです。(7話43分20秒あたり)

本心から星崎を嫌っていたわけではなく親愛の情からイタズラしていた桂東の心情を表している顔つきなのだと思いますが、深読みしてできないこともなく…

桂東は、星崎がもう死んでいる人間だと分かっていて、事件の終わりには星崎自身もそれに気付き、ラインを超えて行くであろうことを予感していたのではないですかね。

もうすぐお別れになるのは、星崎が東京へ戻るからではなく、ラインの向こうへ行ってしまうからだと認識していたのだとすれば、ずっと重大な別れになるので、複雑な表情をしていたのかなと。

つまり、桂東は生きている人だと思います。

熱海の捜査官登場人物桂東

犬塚(いぬづか)

演:少路勇介

南熱海署で警察らしい仕事をしているのは犬塚だけです。

ひとりで働いているので「この人が犯人なんじゃないか」と思ったことすらありました(笑)

犬塚には何度か、言いかけたことをやめる場面があります。

すべて北島に対してです。

空と海と虹の会へ北島を送った時、車を降りる北島を何か言いたげな顔で見ていたり、「北島さんは星崎さんのことを…」と問いかけてやめたりしています。

普通のドラマなら犬塚は北島を好きだったのだなと思うところですが…

「北島さんは星崎さんのことを…」の後に「生きていると思っているんですか?」と聞きたかった可能性も多少は…

総合すると、南熱海には死者が混在していることを知っていたかもしれませんが、犬塚本人が死んでいると言える要素は見当たりません。

熱海の捜査官登場人物犬塚

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永遠の森学園の生徒

東雲麻衣(しののめ・まい)

演:三吉彩花

東雲は死んでいたのでしょうか。

蘇生実験に使われたことは分かっていますが、実験の結果は不明です。

あの実験で死んだ可能性、蘇生した可能性。どちらも考えられます。

でも最後のバスは、運転する新宮寺と東雲、星崎の3人を乗せてラインを超えて行きます。

「ラインを超える」とは、黄泉の国へ行くということと思います。

それにはまず本人が死んでいる必要があるはず…。

やはり蘇生実験の時に死んでいたと考えるのが自然に思えます。

実験のためにわざと死なせたのではなく、事故か何かで徳永教授の娘が死亡し、それを機会に蘇生実験をしたのではないでしょうか。

実験後東雲は目覚めて普通に活動し始め、神の領域に踏み込んでしまった己の所業を恐れる教授らをよそに、平坂は悲願の蘇生に成功したと歓喜。

でも本当は東雲は死んでいて、生きているように見えるだけの南熱海状態とでも呼びたい症状を示していただけだったとか。

8話で東雲がひとりでロープウェイに乗り、Yes/Noランプを握っている場面があります。(8話8分10秒あたりから)

あの時、自分はもう死んでいるのかどうかランプの判定を見たのでしょう。

死を確信したのはあの時。

でもずっとずっと前から疑いは持っていたのではないかと思います。

平坂の犯行を手伝ったのは、東雲も死というものについて知りたかったからではないでしょうか。

Yes/Noランプに答えを聞いたのは、死を受け入れる心の準備ができたからだったのでしょう。

熱海の捜査官登場人物東雲

行方不明の3少女

椹木みこ(さわらぎ・みこ)演:山田彩

月代美波(つくよ・みなみ)演:佐倉絵麻

萌黄泉(もえぎ・いずみ)演:岡野真也

この3人は、事件前に死に関する体験をしていて(椹木は学問的アプローチから死を知り、月代は極限状態を潜り抜けた後に霊能力を体得、萌黄は臨死体験あり)、平坂に誘拐されてから3年間は仮死状態。

星崎たちに発見されたときにはまだ生きていました。

なので生死の話で言えば生きた人間ということになります。

でもよく分からないことが…

発見後に運ばれた病院で3人はベッドに座って話をしています。(8話42分あたりから)

それぞれがこの3年の間に行っていた場所について話しているように聞こえます。

3人はそれぞれ別な場所にいたということでしょう。

でも死んでいたわけではないのに行っていた場所とはどこ?

生と死の境目のような場所があり、3人はずっとそこにいたのかな?

そして3人が戻って来るのを東雲が喜んでいないのはなぜだったのでしょう。

東雲は、まるで3人と入れ替わるようにラインを超えて行きました。

四十万新也(しじま・しんや)

演:山﨑賢人

東雲に「自分と同じ闇」を感じていたことから四十万も死んでいる可能性が浮上しますが、結局東雲は「もう一緒にいられない」と言ってラインの向こうへ旅立っていきます。

四十万は生きた普通の少年だったのでしょう。

では東雲に感じていた親近感のソースは何だったのか。

私は、生い立ちだと思います。

東雲は蘇生研究の徳永教授の娘ですが苗字が違います。

事情は分かりませんが、少女の頃に父親と違う姓になるというとあまりハッピーな経緯ではないケースがほとんどでしょう。

四十万は市長の甘利が外に作った非嫡出子で、今も市長は公には新也のことを隠しています。

東雲のどこかにそんな自分との共通点を感じていたのではないかなと。

四十万は、事件とかかわりがあるように見えて実は関係ないという立場の登場人物でした。

熱海の捜査官登場人物四十万

甘利レミー(あまり・れみー)

演:二階堂ふみ

徹底的に平凡な自分にうんざりしているのがレミーです。

生きているでしょうし、事件との関りは全くないでしょう。

「あしかのショー」は公開されないでしょう。

 

東京事変「天国へようこそ」試聴できます

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永遠の森学園の教師・職員

新宮寺有朋(しんぐうじ・ありとも)

演:山中聡

消えたバスの運転手新宮寺は、最初から最後までどこか怪しいけれども今一つはっきりしないままでした。

実際の職業と同様、ラインの向こうとこちらを橋渡しする三途の川の船頭のような使命を帯びていたのかなとは思いますが、それにしてもおかしいことがいくつか…

  • 朱印頭しゅいんとうからお金を受け取っていた
  • 死んだときの敷島の取り乱しよう
  • 女生徒たちの宗教でMr.2として教祖のメッセンジャーのような役割を与えられていた

なんなんこの人。

新宮寺についての私の見解は後述の

4.2 敷島澪(しきしま・みお)

5.5 朱印頭(しゅいん・とう)

でちょっと書いています。

熱海の捜査官登場人物新宮寺

敷島澪(しきしま・みお)

演:藤谷文子

敷島は自殺?

敷島は死んでいるけれどもラインを超えられない人である。。。というのが私の推理です。

敷島は、自殺で死んだのかなと思います。

そして自殺した人はラインを超えることが出来ず永遠に現世に留まるほかないというルールがあるのではないかなと。

敷島はラインの向こうに憧れていたのではないでしょうか。

新宮寺は事故で死に、ラインの向こうへ行ってしまったのであんなに泣いていたのかなと。

そんな心境が、新宮寺の葬儀で歌った「翼をください」に現れていたのかなと、勝手に想像しています。

ボトルメッセージの主?

月代つくよみなみが消えた後に、女生徒にボトルメッセージを送信していたのは敷島だったのだろうと思います。

月代の宗教を乗っ取った形です。

そんな前提で最後に敷島が信者に送った(と思われる)メッセージ「第2のステージに進みましょう」を見ると、女生徒たちに集団自殺をさせようと企んでいるように感じられます。

永久にラインを超えられないなら、多くの人間を巻き添えにしてやろうと考えているのが、ボトルメッセージを発信した(と思われる)時の表情だったのかなと。

ではMr.2新宮寺はなぜ宗教を手伝っていたのか…

敷島と新宮寺の間には特別な親しさがあります。

二人はどんな関係だったのか最後まで明らかにされることはなく、あくまで勝手な想像なのですが、私は姉弟だったんじゃないかと思っています。

婦警桂東けいとうと旅館の相模さがみ甘利レミー四十万しじま新也徳永教授東雲麻衣

「熱海の捜査官」には苗字の違う血縁関係者が複数出てきます。

同様に敷島と新宮寺も実は血のつながった兄弟で、弟は姉に命じられるままに少女たちを操る役を演じていたのではないかなと。

注:これを裏付ける根拠はないので、聞き流しといてください(笑)

熱海の捜査官登場人物敷島先生

学長

演:津村鷹志

おかしいと言って言えなくもない点は、事件後に運転手の仕事を辞めたいという新宮寺を必死に慰留したことです。

新宮寺は、生きている頃から黄泉の国へ人々を運ぶ仕事をしていたのかも…?

スクールバスの運転手を辞めると黄泉交通も退職することになると学長は知っていて、それでは困るので引き留めたと考えるとしっくりきます。

学長自身に死んでいると思われる要素があるようには見えませんでした。

また、学長は敷島先生に「知っていることは全部警察にお話しください」と、隠し事をしないよう指示しています。(4話2分20秒あたりから

学長は事件とは関係ないと思います。

阿久根寮長(あくね・りょうちょう)

演:宮田早苗

生徒思いの寮長に見えますが、バスが発見されないよう黒魔術をかけていたことも…(2話22分55秒あたりから

バスが見つかるとどんなマズいことがあると言うのでしょう。

そしてそれを敷島先生なら分かるはずと言うのはなぜ?

学長との関係を外部に知られるのを恐れていたのかもしれませんが、バスから出来てたのは東雲の蘇生実験の録画だけで、他に秘密の漏れるようなものがあったとは思えません。

あの黒魔術は不可解ですが、この人が死んだ人だと判定する要素は見当たりませんでした。

熱海の捜査官登場人物阿久根寮長

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南熱海の住民

相模(さがみ)

演:岩松了

旅館を一人で回していること自体が少し変。

旅館に他の宿泊客の気配がないのも少し変です。

南熱海に旅館はあの一軒しかないはずなのに…

見世物小屋で想像以上の時間を過ごしてしまったという北島に「時間の流れのはやい場所だったのかな」と、あっさり言っていたり2話16分50秒あたりから)、帰京する星崎と北島に手焼きのせんべいを渡す場面で、自分を忘れないでと強く念を押したりしているところは(8話36分あたりから)、やや死んでいるっぽくもあります。

でもこの人は、婦警桂東の兄なんですよね。

桂東は生きていて相模は死んでいるとすると、死後も普通に歳をとるということ…?

そしたら南熱海には200歳に見える人や1000歳に見える人が大勢いるの?

桂東が生きていると断定することもできませんが…

蛇川方庵(じゃがわ・ほうあん)

演:小野栄一

3年前に死んでいることが明らかになっています。

3年前といえばバスが消えた頃で、蛇川は結局事件の前後に死んだことになります。

道に倒れてバスを止めるきっかけになったあの時、蛇川は生きていたのか死んでいたのか…

最初に北島が見世物小屋に言った時、「本当は全部知っているんだろう」と言ったのはなぜなのか…

意外に難解な爺さんです。

「♪バスを待つ間に~」と歌っていた蛇川は、本当にバスを待っていたのかなと思います。

自分が死んだことも分かっていて、迎えに来るはずのバスを待っているうちに平坂にコントロールされるようになってしまったのかなと。

熱海の捜査官登場人物じゃがわ

平坂歩(ひらさか・あゆむ)

演:萩原聖人

「蘇生」にとり憑かれた人で、この人自身が死んでいると感じる点はありませんでしたが、逮捕後に見つかった平坂の日記には「東雲の話が本当なら私はもう死んでいることになる」との記載が。(8話17分あたりから

東雲が臨死体験について作り話を聞かせたとは考えにくく、だとすれば平坂はもう死んでいることになりますが、東雲が具体的に何を話したのかが分からないので、平坂が死んでいると判断する根拠も分かりません。

この人の目的は「人の蘇生」とはっきりしています。

でも、自分自身がもう死んでいながら生きた人と全く変わらず生活していられると分かったら、蘇生への関心は薄れるように思います。

逮捕され病院に入れられた平坂の足元に看護婦が転がっているシーンがありました。(8話44分10秒あたりから

平坂が殺したように見えます。

看護婦を殺して出て行こうとしているのか、その看護婦を蘇生させようとしているのか…

いずれにしろ平坂が研究への執念を捨てていないことがその表情から読み取れます。

一方で平坂の潜在意識は、北島に自分を捕まえて欲しがっていたようにも感じられました。

研究を続けたい気持ちと誰かに止めて欲しい気持ちの両方を抱えていたのが平坂なのかもしれません。

「2」つの心情ですね。

甘利雅彦(あまり・まさひこ)

演:団時朗

娘のレミー同様、この人も平凡な人で普通に生きているおじさんでしょう。

朱印頭(しゅいん・とう)

演:松尾スズキ

死んでいたのかな?と思う場面は、3少女が発見された後、甘利市長が「この際この町の膿を全部出そう」と言うところです。(8話16分あたりから

朱印頭が恐る恐る尋ねる「私も含まれます?」に対する市長の答は「Yes」でした。

市長が打ち出した新方針は、死人はラインの向こうへ行ってもらうという意味に聞こえます。

朱印頭は自分もこの世界に留まれなくなるのかな?と思って市長に確かめ、引導を渡されたのかなと。

朱印頭の組長室に蛇川のシャツと同じ髑髏の絵が飾られているのも死をイメージさせます。

熱海の捜査官-浮世絵髑髏
江戸東京博物館2020年企画展ポスター

また、朱印頭を死者、新宮寺を黄泉の国への案内人と仮定すると、新宮寺に渡していたお金は「まだ迎えに来ないでね」という意味の裏金と考えられ、ここも納得できるようになります。

熱海の捜査官登場人物朱印頭

でも、最終的に環境保護の活動を始めていたのが、ちょっと疑問…

ぐずぐずこちらに残っていても市長が苦情を言わないのだからやっぱり生きた人だったのかなとも思ったのですが、あのNPOは市長の肝いりです。

市長は自由に制御できるエセ反対勢力を市内に置きたいと考えていて、朱印頭がそれを担当することで話がついたのかもしれません。

洲崎道代(すざき・みちよ)

演:広田レオナ

レプス陶芸クラブの女主人道代は、手首にリストカットの痕がありますが、死んではいないように感じます。(明確な根拠なし)

死んだから拾坂と別れたとも考えられますが、あの世界で死をきっかけに別れる必要があるのかどうか…

占部日美子(うらべ・ひみこ)

演:銀粉蝶

東雲から大切なことを耳打ちされて、持っていた布巾を落とし、星崎宛に「一足先に行っています」と置手紙を残して消えた占部は、死んでいたのだと思います。

あの時東雲から「もう死んでる」と教えられたのでしょう。

占部には、訪問者を予測する力や怪我を治す力など、超自然的な能力がありました。

「熱海の捜査官」の中の科学で説明できない現象と言えば、占部の能力、星崎のYes/Noランプやダウジング、蛇川の本当に消えるマジックです。

また、東雲は頭上に落ちて来る瓶をナチュラルに避けていました。

そうするとやはり、超常的な力を持つのはこの世に留まる死者ということになる…?

…桂東は、受話器を宙に浮かせることが出来ましたが、あれはどうなんでしょう(笑)

↑四十万に頭を殴られた星崎に占部が出したお茶「ホーソンベリー」

ボリュームのウェイトレス

演:小島聖

かなり個性的な人ですが、死んでいるかと言うとそう判断できる要素もなく…

噂話が好きなだけで、それ以上の何かを企んでいるふうもありません。

高度にマイペースだけれども悪人ではないというキャラでしょう。

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