ドラマ「ビリオンズ」に登場する映画と小説リスト

ドラマ「ビリオンズ」には、映画や小説の一節をその場の状況にたとえたり、台詞を引用したりするシーンがたくさん出てきます。

「ビリオンズ」のたのしみ方の一つになっているので、登場映画、小説をリストアップしました。

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明日に向かって撃て!

シーズン1-2「命名権」

スティーブン・バーチの起訴を見送ろうと言うチャック・ローズコナティ・ブライアンに話すネタ。

明日に向かって撃て!」で、逃走犯が無人の馬を逆方向に走らせ、追手を分散させた作戦を、現在のボビー・アクセルロッドとバーチの状態にたとえている。

バーチの追い込みに夢中になってボビーの調査が手薄になるより、本星ボビーを撃ち落とすことに集中したほうがいいという意味。

「明日に向かって撃て!」は、シーズン3の第7話「デイクの退却」にも出てきます。

市民ケーン

シーズン1-4「ショート・スクィーズ」シーズン1-5「ザ・グッドライフ」

メタリカのライブでボビーと知り合った女性エリースが、ぜひ見るようにと勧める映画。

その後ボビーは、自宅の大スクリーンで「市民ケーン」を見る。

「市民ケーン」はビジネスで成功した大金持ちの孤独な行く末を描いた物語です。

古い映画ですが、オールタイムベストの常連作品で、トランプ大統領のフェイバリット映画でもあります。

トランプ…自分もああならないように気を付けているのでしょうかね。

蠅の王

シーズン1-5「ザ・グッドライフ」

ボビー不在のアックス社スタッフが仕事を投げ出してオフィスで遊んでいる様子を見たワグスが「あと2日で蠅の王だな」と言う。

「蠅の王」は、無人島に漂着した少年たちが次第に無秩序になっていく過程を描いた物語です。

ユージュアル・サスペクツ

シーズン1-5「ザ・グッドライフ」

逮捕されたものの口を割らないダラービルの不倫をつかんだブライアンが、家族に話すと脅すと、ダラービルはあらかじめ準備していた不倫告白テキストをスマホから妻に送信。

唖然とするブライアンに「私はカイザーソゼなんだよ」と言う。

カイザー・ソゼは、映画「ユージュアル・サスペクツ」の鍵になる人物です。

ダラービルが自身をカイザーソゼと表現したのは、見かけの印象で人を欺くというニュアンスなのか、取り調べに落ちない男という意味なのか、真意をつかみかねますが、「ユージュアル・サスペクツ」は、迷わずおススメできる映画です。

ガンスリンガー

シーズン1-7「パンチ」

スティーブン・キングの長編ファンタジー「ダークタワー」の第1巻

ドニー・カーンブライアンに話す「なんであれ裏切りには必ず代償が伴う」という言葉の引用元。

ミザリー

シーズン1-9「ドニーはいったいどこだ?」

アックス社を抜け駆け的に退職して新しいファンドを立ち上げた3人について、「目的が分かったら動けなくしてやる」というボビーワグスが「ミザリーみたいにか」と返す。

どうミザリーなのか、いまひとつ良く分からないです。

ミザリーでは、ポールがアニーの家に監禁された状態になっていましたが…

ゴッド・ファーザー

シーズン2-1「リスク管理」

社屋が閉鎖されて中に入れないマフィーが、火災報知器が故障して水浸しになったという説明に対して、「あれは発作じゃない」と返す。

マフィーが話しているのは、「ゴッドファーザー2」のクレメンザのこと。

クレメンザは、心臓発作で急死したことになっているものの、本当は殺されたと明らかなケース。

火災報知器なんて見え透いた嘘だ、誰も信じていない表向きの理由だという意味。

シーズン2-10「パートナー」

出て行ったララに帰ってくるよう説得する電話でボビーが、出会った時のことを「ゴッドファーザー2」のマイケル・コルレオーネの状態と同じだったと話す。

マイケルは、偶然すれ違ったアポロニアに一目惚れ。その日のうちにアポロニアの父親に「結婚させてくれ」と頼んでいた。

ララは家に戻るが、「アポロニアは爆弾で死んだ」と返す。

マイケルと結婚したアポロニアは、マイケルを狙って仕掛けられた爆弾で死亡している。

シーズン2-11「毒を持って毒を制す」

このところゴッドファーザーに凝っているボビー。

ワグスが奥歯にもののはさまったような話し方をするのを聞いて、「何か隠しているんだろう」と言い、「ゴッドファーザーでソニーが死んだ話か」と続ける。

ゴッドファーザーPart1では、主人公ヴィトーの息子ソニーが敵対するマフィアに殺される。
側近がしばらくそれをヴィトーに伝えずにいたエピソードのことを言っている。

シーズン3-11「報酬の日」

ボーナスをくれと直訴するアリ・スピロスに、ボビーは、これまでのミスとそれによって被った迷惑を上げ連ね、「基本給だけで充分です」との言葉を引き出す。

すごすごと部屋を出ていくスピロスを見てワグスが、「ゴッドファーザーの大家みたいだ。家賃は据え置きで結構です」と言う。

ゴッドファーザー2で、暮らしている部屋を追い出されそうな老婦人のために、マフィアのヴィトーが大家と交渉した場面のこと。

ヴィトーにびびった大家は、老婦人がずっとその部屋で暮らすことを許すだけでなく、家賃を大幅に値下げする。

シーズン3-12「裏切りの作法」

投資家に育ててくれたボビーを捨てて自身のファンドを立ち上げたテイラー・メイソンを、グリゴール・アンドロフがゴッドファーザーのテシオに例える。

テシオは、主人公ヴィトーのマフィアデビュー当時からの側近だったが、敵対するマフィアに寝返る。映画史に残る裏切り。

「ビリオンズ」にたくさん出てくる「ゴッド・ファーザー」。説明不要、世紀の傑作です。

アマゾンプライムに入っているのでプライム会員の方は無料で見られます。

パート2がパート1と甲乙つけがたい内容であることも稀有な点です。

パート3は時間があったら見てください(笑)

ノーカントリー

シーズン2-4「慈善の精神」

「あなたを追う私の姿を思い浮かべて」と言うオリバー・デイクブライアンが「アントン・シガー?」と尋ねる。

デイクは、「あんな現実離れした奴じゃない」と答える。

コーエン兄弟の映画でアントン・シガーは殺し屋です。

ターミネイター

シーズン2-9「インサイダー」

連邦検事局に召喚を受けたステファニーが、ボビーをたとえてターミネイターだと言う。

ザ・ファーム

シーズン2-10「パートナー」

テイラーを訪ねたブライアンが、会うなり「アックスの悪夢から君を救いたい」と言ったことを、「ザ・ファーム」でエドがミッチにいきなり詰問したのと同じようなあやまちだったと詫びる。

テイラーは、それに答えて「役名と俳優の名前が混在している」と指摘する。

エドとミッチを整理するとこう↓

エド(エド・ハリス)=ウェイン(役名)=やばいことを隠している事務所勤務だが本人はクリーンな若手弁護士
トム・クルーズ=ミッチ(役名)=FBI

「ザ・ファーム」はアマゾンプライムに入っています。

プライム会員の方は無料で見られます。

ルディ/涙のウィニングラン

シーズン2-11「毒を以って毒を制す」

アックス社のパフォーマンス最下位のトレーダーは、ピーターという名だがルディと呼ばれている。

映画「ルディ」からとった呼び名。

映画のルディは、フットボールの選手。貧しさのため大学に進学できずにいたが、数年の工場勤務の後、ずっと憧れていたノートルダム大を目指すという物語。

ピーターにとっては、アックス・キャピタルがノートルダム大フットボール部だったので、こう呼ばれるようになったそう。

これは観ていません。

トミー・ノッカーズ

シーズン3-10「時代遅れのマフィア」

テイラーがクオンツトレードプログラムの開発者を面接し始める。

トレーダーは、アルゴリズム取引が導入されれば社員がごっそりクビになるのではいかと恐れ、その状況をロボットに人の領分を侵されるSF作品になぞらえて「トミー・ノッカーズか」と話す。

スティーブンキングのSF小説ですが、絶版みたいです。

ウォール街

シーズン3-3「時代遅れのマフィア」

アックス・キャピタルに面接に来たクォンツ取引の開発者が、「で?俺のメリットは?」とたずねるのを、テイラーが、映画のセリフでしょうと返す。

このセリフがどんなシーンで出たのか思い出せませんが、「ウォール街」は、いまだこれを超える株映画はないと言われる名作です。

はじめ、ボビーの元キャラは「ウォール街」の主人公ゲッコーかと思っていました。

本当のモデルは、スティーブ・コーエンだそうです。
Damian Lewis’ character, Bobby Axelrod, is loosely based on a real-life Wall Street guy.

スティーブ・コーエンは、天才トレーダーともマーケットの魔術師とも呼ばれるファンドマネージャーでしたが、FBI、検察、SEC(証券取引委員会)の執拗な捜査により、数々の不正取引が暴かれた人物です。

コーエンのことを書いた書籍「ブラックエッジ」の紹介文を見ると、ボビーとよく似ているのが分かります。

フェイク

シーズン3-3「時代遅れのマフィア」

マフィアを潜入捜査するFBI捜査官の物語です。

潜入捜査にハメられるレフティーがいい奴で困る映画。

トップガン

シーズン3-1「走者に利を」

ボビー逮捕に揺れるアックス社の緊急会議でテイラーが、「諸君の飛行機は墜落しない」と一同を安心させる。

これを観ていないので、どんなシーンで出た台詞か分かりません。

暴力脱獄

シーズン3-5「デススターの弱点」

ウェンディ・ローズが、口論するダラービルスピロスを映画「暴力脱獄」のストローザー・マーティンとポール・ニューマンにたとえる。

ストローザーは看守役、ポールは脱獄する囚人クールハンド・ルーク役。

刑務所内でも自己流を通すルークは、看守たちの不興を買い、たびたび懲罰を課せられた末、脱獄する。

「暴力脱獄」という邦題から想像するような暴力的な映画ではありません。おすすめです。

カサブランカ

シーズン3-10「払い戻しが招くもの」

フロッティ・アニスマンの訪問を待つボビーが、自分自身を「店を売るリックか」と例えている

The Gang That Couldn’t Shoot Straight

シーズン3-10「払い戻しが招くもの」

ボビーゲノムテック社オスカー・ラングストラートから横取りしたのを怒ったテイラーが、今の状況を「ギャング映画のつもりか」と言う。

テイラーがギャロでボビーは裏切り者だと。

1971年の映画?これはまったく分からないです。

The Gang That Couldn’t Shoot Straight

カジノ

シーズン3-11「報酬の日」

アイラ・シャーマーの妻タイガの腐れ縁の男アンソニーチャックが、「お前は映画カジノのジェームズ・ウッズだ」と言う。

ジェームズ・ウッズ(役名はレスター・ダイヤモンド)は、カジノの主人公エースの妻ジンジャーのヒモでした。

関係ない話ですが、映画カジノにちょっと出てくる日本人K・K・イチカワは、実在の日本人柏木氏がモデルです。

柏木氏は、東京ドームでのマイク・タイソンの試合のパーティでドナルド・トランプと出会います。

柏木氏がギャンブル好きだと聞いたトランプは、所有するカジノに柏木氏を招待(自家用ジェットで迎えに来たとか)。

一度目は、柏木氏が儲けて帰りますが、二度目の招待では大負け。

この億単位のバカラ対戦は、アメリカでも話題だったようで、「カジノ」にちらっとその話が出てきます。

※映画カジノにトランプ本人は出てきません。